むぐらさへ若葉はやさし破レ家 ─芭蕉─
破レ家記
ほんとうに、めざめる。
朝日新聞の夕刊で、
中沢新一さんが、「お医者さんのような人だった。」と、コメントしていた。
僕も、「なるほど」と、思った。
吉本隆明さんの言葉にふれることは、
僕にとっては救いになることだった。
息苦しくなった思いを、いつもスカッと解放させてくれる事が多かったように思う。
「だいじょうぶ。おまえはいつでも自由だよ。
自由に考えて生きていていいんだよ。」
そんなふうに、やさしく囁きかけてくれるようなトーンがあった。
思想家と呼ぶには、
この道が絶対に正しいぞ。なんていうような方向を示してくれたわけではない。
というよりは、
自分の中に眠っている「ほんとうの考え」を、
めざめさせてくれた人だったように思う。
そこに、ほんとうの心の自由があったのだ。
まさに心のお医者さんのような人だった。
ほんとうの言葉に、めざめていたい。
いつもそう願っています。
合掌。
予定
ぼくは毎年とりあえず手帳を買って、常時携帯はしているけれど、
そこに何かを書き込むということは、ほとんどありません。
それは、あまり予定というものがない人間だからだと思います。
ええ、さみしいっというか、みじめっていうか。
昨年の夏、成り行きで人捜しをすることになって、
そのための資料になる情報をいっぱい書き込んで、徳島に行きました。
その時、手帳を使うって、こういうことなのかぁ。と、思いましたね。
ひきこもることが多くて、あまり外に出掛けないということもあると思いますね。
何かひらめいたり思いついたりした時には、いつも家にいる。ということですかねぇ。
家にいるのに、何も小さな手帳に書き込む必要はありません。
しかしそれは、はい、さみしいっというか、みじめっていうか。
いま僕の予定にあることは、
5月19日に甲子園へ野球観戦に行きます。
チケットを入手しました。
「阪神vs楽天」のナイターです。マー君が先発すると見越しています。
あ、そうそう、
3月14日に発行予定にしていた新サイトは、
4月1日に延期になりました。
ま、年度初めで、一般的な区切りとしては、よくなりましたね。
他わぁ・・・・。
特にありません。これらをメモしたりもしません。
ようは書き込むほどの重要な予定がない。ということですね。
はぁ、さみしいっというか、みじめっていうか。
自由は立派ではない。
平日だけど、今日は会社がお休みだった。
助成金をもらうための、雇用調整のためのお休みです。
ちょっと惨めさも、感じています。
平日の昼間に、家にいて、テレビをつけたら、ついついワイドショーの番組を見入ってしまうもんですね。
むかし4ヶ月ほど失業していた頃があったのだけれど、
そういえば毎日のようにワイドショー観てました。
ちょうど神戸の少年Aの事件の頃で、そして逃亡していた福田和子が捕まった頃でしたね。
ええ、くいいるように観ていましたよ。だからこのふたつの事件については詳しいです。
(もちろんワイドショー的にですがね。)
今日のワイドショーは、
内田裕也のインタビューが、思わず僕のツボにはまりました。
「おれもロックンロールにマインドコントロールされているんだけどさぁ。」
例の笑いタレントと占い師についてのコメントですね。
とてもいいなぁ。と思いました。
「おれなんかは何も言える資格なんかないんだけれど」
をくりかえしていましたね。
あの破天荒な内田裕也も、さすがに老いたのかなぁと思えるような印象もうけるのだけれど、
でも、本来からこういう人なんじゃないか。という印象ももちました。
「自由だぜ。ロックンロールだぜ。
だけど本音は、うしろめたい部分もあるんだぜ。」
と言っているような感じですね。
そこが、うん、なんか、いいなぁ。とね。
ぼくはインテリというか、知識階級の人たちのなかで、
こいつは信用できないなぁ。と、いつも思う人は、
自由であることが立派だ。というニュアンスで語る人たちです。
「おれも自由にマインドコントロールされているんだけどさぁ」
とかなんてね、そんなふうなことを言うような知識人を、基本的に信用しますね。










