ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!


マリンバのK先生のこと

2016-10-17 | ピアノ

昨日の記事にも書きましたが、K先生はマリンバの先生です。
高い音楽性と実力を持った先生で、東京ではかなりご活躍されていたと伺っています。

最初にお会いした時は、先生は沢山の経験を積まれた30代後半。
私は20代前半の若さでした。

何の経験も無い私を伴奏者にすることは、かなりの勇気が要っただろうと思います。
それでもK先生は、根気よく、根気よく、私を指導してくださいました。

K先生は、普段は冗談が大好きな、愉快でお優しい方でしたが、
音楽に関しては、決して妥協を許さないところがありました。
そして大変な努力家で、音楽に真摯に向き合っていらっしゃいました。

マリンバは一種の打楽器ですから、K先生は、テンポやリズムには非常に厳しくて、
「しっかり聴いて、ちゃんとマリンバに合わせて!」と、よく注意されました。

先生の音色は微妙に揺らいで、経験の浅い私には、合わせることが非常に困難だったのです。

なかなかタイミングを合わせることが出来ない不甲斐なさ。
そして、K先生が操るマリンバの音色の様な、繊細な音が出せない情けなさ。
そんな思いが重なって、私はよく涙を流しました。

そんな練習を何度も繰り返し、多くの舞台を経験させて頂いて~
私は、多くのことを学ばせて頂きました。

そして、その時の経験が、私の音楽上の財産になりました。
その経験こそが、ピアノを弾く時や、ピアノを教える時に、大いに役に立っているように思えるのです。

K先生、沢山のご指導を、ありがとうございました。
先生のご指導のお陰で、私の音楽人生は、厚みのあるものになりました。
本当に、本当に、心から感謝申し上げます。

今でもふとした時に、今は亡きK先生のことを思い出し、私は襟を正すのです。

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