ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!


リスト「海を渡るパオラの聖フランチェスコ」が圧巻!

2017-09-03 | 音楽&ピアノ

(昨日の続きです~♪)

村松海渡さんは、ちょっと恥ずかしそうな感じで登場してお辞儀をすると、
ショパンを弾き始めました。

即興曲の4曲は、ちょっと緊張しているような感じがしました。

そのせいか、ペダルの濁りが気になったのですが、
会場とピアノに慣れていないからかな~と思いながら聴きました。

とはいえ、即興曲らしい躍動感は、瑞々しく表現されていて、
さすがだな~と思ったのでした。

次に演奏された、アンダンテスピアナートとグランドポロネーズは
落ち着いた演奏でした。

前半のアンダンテスピアナート部分が、よく歌われていて綺麗でした。

次に演奏されたショパンのエチュードは、
左手の16分音符が安定した軽やかさで奏でられていて、
右手のメロディーをよく引き立てていました。

アジタート(激して)の感じが、よく表現できていてさすがでした。

リストの超絶技巧練習曲は、題名通り、非常に難しい曲ですが、
その難しさを感じさせない、非常にロマンチックな演奏でした。

華やかなイメージが強いリストですが、
リストって、こんなにもロマンチックな面があるのだな~と、
再認識した程でした。

スクリャービンのエチュードも、非常に情緒的な演奏でした。

とはいえ、情に流されることなく、抑制された音の運びは、
20歳の演奏とは思えない程でした。

最後に演奏されたリストの「海を渡るパオラの聖フランチェスコ」は
一番の圧巻でした。

非常に難しい曲なのに、余裕すら感じる素晴らしい演奏だったと思います。

大波が打ち寄せる様子や、奇蹟を起こした聖フランシスコの輝かしい描写が、
ピアノと云う楽器を通して、瑞々しく表現されていました。

よく弾きこんでいて、曲と御自身が一体化されていたように思います。

この曲を借りて、御自身を表現されていたような~そんな印象を持ちました。

題名の中に、村松さんのお名前の「海」と「渡」が入っているからでしょうか、
村松さん自信も、この曲には思い入れがある~と述べられていらっしゃいました。

 

 村松さんの初めてのリサイタルは、以上の様に、大成功だったと思います。

これから先、村松さんは、音楽の道へ進まれるのか?
それとも、科学者への道を進まれるのか?

私には知る由もないのですが、
あえて普通の大学に進まれた利点を生かして、視野を広め、
益々成長してほしいと思います。

そして10年後には、どんな演奏をされるのかな?

これからが非常に楽しみなピアニストです。

 

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1時間40分

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