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よつばと! 9

2009-11-30 21:39:27 | まんが
よつばと! 9
あずま きよひこ (著)

こんにちは わたしも まわるしごとです, 2009/11/30☆☆☆☆☆

 5歳の女の子よつばの日常をおっとりと描いたギャグまんが。
 この巻では
「予定を立てる」
「はじめてぬいぐるみを買ってもらう」
「とーちゃんのつくったコーヒー」
「焼肉屋さんにいく」
「気球の大会を見学」
といったお話が載っています。

 夢でお菓子をとーちゃんに食べられて泣いたり
 コーヒーをご馳走しようとマグカップで持ち歩きこぼしてしまい泣き出したり
といった場面のよつばちゃんの表情が秀逸で可愛いです。
 気球をはじめてみて感動する場面や、見飽きて土手の草すべりの方が面白くなって夢中になっている様子が子どもらしくて見ていていっしょに楽しくなります。

 白黒の画面なのに、色とりどりの気球が青空に上がっていく様子が見えるような風景と、目を輝かせて仰ぎ見る子ども達の表情がとても素敵。

 実際この年の子こういうことをするんだよね。といった
動作や出来事が切り取ってあり、確かな作画とあいまって現実感があるお話になっていて楽しいです。

よつばと! 9 (電撃コミックス) (コミック)
あずま きよひこ (著)


以下個人的な感想です
お話の重要な部分がわかる記述がありますので、未読の方はご遠慮ください。

現実感があるお話
とレビューで書いちゃったけど
私実際は、子どもがこうした可愛い失敗をしたとき、
このマンガみたいゆるせることは、あんまりないです。
 目の前でやられると、「ああ、また、こんなことに」とガックリ。
 マグカップにホットコーヒーをいれて5歳児に持たせるというのは、たぶんリアルでは親は誰もやらない。やけどしちゃうので。
 気球のお話も、実際に同じように動いたら、たぶん3時ころに5歳の子は眠ってしまうんじゃないかな。
 疲れちゃって。

 それでも、大人が読む雑誌にに連載されているマンガだし、読んで楽しいのでこれはこれで全然かまいません。
 我が家の中学生の長男と3年生の長女は面白がってました。
 なんだかツボに入るらしくて大笑いしながら読んでいます。
 お母ちゃんは声をあげて笑うくらいではなかったので、我が家では子ども達のほうが面白がって居ます。

 翻訳家の「とーちゃん」と、
 拾われっ子らしい「よつば」がのんびりと暮らしている。

 実際子どもと暮らしてたら、こんなのんびりした雰囲気では無いであろうと思うだに、
 本当にうらやましい生活を見せてくれます。
 5歳児と居ると、実はひとときも気が休まらないので、「クレヨンしんちゃん」が我が家のリアルです。

 本当、こんなふうに子どもと一緒に面白がって大事に時間を過ごせたらいいですよね。
 そういう意味でとってもファンタジーです。

 とくにクマのぬいぐるみと運命の出会いをする様子や、
 かんぱいに「はっけよーい、のこった」と声をかけちゃうよつばちゃんとそれにあわせるとーちゃんの友達の様子
 が面白かったです。

 気になったのは「お隣のあさぎちゃん」がとーちゃんに「ヘリポクター」をねだる場面……両手を組み合ってグルグル……ちょっと仲良しの恋人みたい。
 この二人の仲が「進展して欲しいような、進展させるとややこしくなるから止めた方がいいような」。

 とーちゃんがあさぎとおなじくらい華奢に書いてあるのも別の意味で気になった。
 とーちゃん こんなに華奢な人物だったのかな?
 
 ところで、このマンガ、新型インフルエンザで自分の部屋に隔離中の長男にお見舞いに差し入れようと買ってきたのです。
 長男にわたしたら、感染の心配があるので、しばらく免疫が無い家族はこの本読めなくなる……ということで
あわてて読んで感想をアップしました。 
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こんばんは (樽井)
2009-12-04 23:25:45
 こんばんは。
 トラバがうまくいきませんでした^^ なんでだろう。
 まま、それはさておくとして、やっぱりこれはファンタジーなんですかねぇ。でも、こんなファンタジーなら味わってみたいような。
 とーちゃんとあさぎ、よりも、とーちゃんと風香のほうがありそうなという気がするのは深読みのしすぎでしょうか。超美少女といわれた面影がなくなっていく風香ちゃんがすこしばかり残念です^^
樽井さんコメントありがとうございます。 (佐藤さえ)
2009-12-05 16:10:37
 うーん、学童の先生をしていた樽井さんならファンタジーじゃなくできるかもしれませんね。
 私は完全にダメでした。子どものテンションすごく高いので、私ひとりでは相手をしきれなかったです。
 3食バランスを考えて食事をさせるというのも難易度が高く、保育園のおかげでここまで育てる事ができたということで、
私から見たら、「よつばのとーちゃん」は神の様なお人です。
 お隣の三姉妹については、小さい子を可愛がるとってもいい子達なので「幸せな恋愛体験をしてほしい」と切に願う私←気分はすっかり三姉妹のお母ちゃんです。
 あれ、今気が付いたんですが、
私、親視線でこのマンガを読んでますね。
ずいぶん前に (佐藤さえ)
2009-12-05 21:10:19
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/yotsubato9.html
↑ずいぶん前に
「よつばと!」について、「おたくの理想郷」とか「死後の世界」と感想を書いているホームページを見に行ったら、
 ホームページの家主さん、その後子どもさんが出来たらしくて「子どもの世界だ」と前回の感想を撤回していて笑ってしまいました。
 そうだよね、子どもが居るとよけい「子どもを観察する眼」の優れている事に気がついて『ほほうこう描くか!』とそちらに気持ちがいっちゃいます。
 あずまきよひこさんって本当に独身なのかな?(でも子育て中だとテンパッてるからこんなふうにおっとりした物語には出来ないよね。)
 ついでに、今アマゾンで私の拙い感想がトップに来ていてすごく恥ずかしいのですが……。
  
Unknown (きよしろう)
2009-12-27 22:32:49
 おもしろいですよね!
でも、自分の子供を見てるとこういう子って理想だなぁって思っちゃいます。
結婚前に漫画喫茶で読んだだけなのですけど、「移動は走るのが基本なんだね」みたいなことを言ってて、ほのぼのとして記憶に残ってますね。
きよしろうさんコメントありがとうございます。 (佐藤さえ)
2009-12-28 22:41:59
 可愛い姉妹のお父さんのきよしろうさんから見ると、よつばちゃん「理想」なんですねぇ。そうかも……。とーちゃん大好きで、いっしょにいて楽しそうだし、可愛いですよね。
 10巻ではどんなことをするのか、とっても楽しみです。
Unknown (きよしろう)
2010-01-06 21:40:23
あぁっ・・・
結婚前じゃなくてけっこう前、です・・・
どれだけ昔なんだっていう話です、すいません・・・
あはは、 (佐藤さえ)
2010-01-20 22:13:42
 9巻の台詞でみつけて
(きよしろうさん、ここ2,3年で結婚したのかな?お子さん達は小学生だったよなぁ??)
とちょっと思ってしまっていました。
 謎が解けてよかったです。
  

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