ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

新緑の松尾大社 ② 曲水の庭(重森三玲設計)

2010-06-07 21:31:53 | ちょいぶら京都 -洛西-
100606撮影

昭和50年重森三玲の設計によって作庭。

松尾大社の庭は、重森三玲最後の作となりました。



曲水の庭は、奈良・平安期に造られた曲水式庭園を範をした構成です。



洲浜を伴った曲水の流れ



背後の築山の斜面に連続した石組、それをつなぐサツキの大刈込みを配した構成となっています。

今回見たかったサツキ、ちょっぴり早かったようです。



即興の庭

当初の設計計画になかった空間、即興的に造り上げたので即興の庭というそうです。 

緑泥片岩、白川砂、錆砂利構成の枯山水式庭園。



上古の庭

松尾大社背後の山中にある盤座(日本庭園の原初形態で、御神体とした石)に因んで、

山下に新たに造られました。植えられているミヤコザサは、人の入れない高山の趣を表しています。




つづく


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