徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

佐村河内 守・ドキュメント映画「FAKE」

2016-06-16 | 映画・街散策
「誰にも言わないでください、衝撃のラスト
12分間」のキャッチコピーに誘われて



映画「FAKE」上映の渋谷ユーロスペース
に6月14日に行きました。



現代のベートーベンと謳われた佐村河内氏の、
ゴーストライター騒動後を追跡した
森達也監督のドキュメント映画「FAKE」。



佐村河内氏は本当に聞こえなかったのか?

譜面も書けない佐村河内氏は、作曲のプロ・
新垣隆氏を上手に使い、世間をあざむく
金儲けのペテン師だったのか?

また新垣氏は利用されただけなのか?



色々な疑問が残るまま、いつの間にか
消えてしまった騒動のドキュメント映画に

様々な結末を考え鑑賞したが、
予想は見事に外れました!



真実を求めて画面を追いかけたが、
いつの間にか 自分の姿(見識)が
問われていると思いつつ鑑賞。



そして映画タイトル「FAKE」
・・偽造・虚報・

見せかける・でっち上げる・の
題名が、ジワリと心深く突き
刺さり映画館を後にしました。



勿論「衝撃のラスト」は
ルールなので言えません。

また吾輩の稚拙な鑑賞文より 
東京新聞に掲載された森達也監督
インタビューの一部を紹介した
方が良いと思い 記事を転載。



「いまの世の中、すごく安易に
真実と虚偽を二分する。

STAP細胞問題や五輪のエンブレム、
朝日新聞の従軍慰安婦の
吉田証言騒動も、

本当は簡単に
善悪二分できるわけでもないのに、
メディアはそれを全部四捨五入する。

一かゼロにしちゃう。
その過程で大事なものが
どんどん消えているんじゃないかと
ずっと感じていた」
(東京新聞2016/6/2インタビュー森本智之)



何故か この言葉で結びたくなりました

真実は・・?
そしてマスコミは大衆の中(潜み)?
自分は迷宮の中?・・ナンてネ(笑)

「ホワイ、ジャパニーズ・ピーポー⁉」

(写真は青空の渋谷スクランブル・交差点付近)

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