徒然なるまま 写遊記

私楽 諸行歓常 諸行感謝 のんびり気ままに散策・・「埼玉・高麗川のほとり」(浮雲・浮浪雲)

国立近代美術館(画家・藤田嗣治と竹橋風景)

2017-06-13 | 日記
画家・藤田嗣治を想うと、哀しくなる。

フランスで名声を博した藤田が(戦争の為に)
帰国後、国から依頼されて「戦争画」を描く。

しかし戦後、戦争協力者として日本社会から
非難され・・・

「国のために戦う一兵卒と同じ心境で描いた
のに、何故 非難されなければならないのか?」

「私が日本を捨てたのではない、日本に
捨てられた!」の言葉を残し、二度と
帰国することなく旅立つ。

藤田の手記を読み、彼の喪失感「むなしさ」は、
いかばかりだったのだろう?と思うと切ない。

そして藤田の色使いに怒りを感じ、個々の人物
物語に 彼の悲痛な熱(心情)が表れていると、
考えたのは(単細胞の)自分ゆえ判断かな・・

その藤田の戦争作品の本物を見たくて6月9日
竹橋近くの 国立近代美術館に足を運んだ。

「サイパン島同胞巨節を全うす」(昭和20年)



(展示説明文を 一部複写)




戦後70年の今、作品と説明文を目にして
どの様にとらえるかは 人それぞれだが、

絵の内容と作者の思い ともども「空しく
哀しく」 心が痛い作品と感じました。

なお同館では、藤田の他作品も展示されて
いたことを報告。

「五人の裸婦」(大正12年)
藤田の 有名な白(乳白色の肌)は
現物絵画か 作品集を見てください?
(撮影未熟者の自分に 色の再現は無理)


藤田の他展示作品「自画像」「少女」「動物宴」
  

戦争話の続きで、当日見た戦争映画を紹介


「ヒトラーの忘れもの」
(監・マーチン・サンフリーク)

デンマークの海岸に、ナチス・ドイツが埋めた
「200万個」の地雷を、ドイツの少年兵が
撤去する実話映画。

ほとんど知られていなかった史実の再現映画は
残虐な人の一面が描かれた重厚な作品で

戦争は「人間の善悪」の心底が明確に表れると
思った恐ろしい映画。

(竹橋近くの 国立近代美術館)

「アイ・イン・ザ・スカイ世界一安全な戦場」
(監・ギャヴィン・フッド主演・ヘレン・ミレン)

自爆テロの準備をするテロリストを、遠く
離れた会議室で盗撮映像を見ながら、攻撃
指令を討論する物語。

作品は、観客の自分も 会議室に参加して
いる様な判断を迫られる 緊迫感ある
リアルティー編集の映画で、

今、世界で起こっている自爆テロの現実と 
オーバーラップしてドキドキしながら観賞。

以上は お奨めの 二本の戦争映画ですが、
当ブログは「散策」ゆえ本題の街報告を!

皇居の竹橋近くにある「国立近代美術館」


「国立近代美術館」の「眺めのよい部屋」と
名付けられた4階から竹橋と遠くの平川橋を!


美術館「眺めのよい部屋」から北桔橋門を望む


美術館前の道路から北桔橋門を撮影


梅雨の晴れ間の 緑が濃い 竹橋


参考資料(ウィキペディアより)
デンマークの200万個地雷撤去を強要された
ドイツ兵2,000人うち「約半数」以上が
命を落としたり、手足を失ったとされる。

当ブログ・チェツクに感謝です。
では、また・・・(笑顔)
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