無駄なことはない

人生において無駄なことは一つもないんです。
私は人生初の挫折が、大学受験の失敗でした。
それがあったから、強くなれたと思う。
一年間、みんなより余分に勉強したこと、
この大学に入ったこと、
何をとっても無駄なことはなかったと断言できる私は本当に幸せ者です。

今まで、そう言った挫折を経験してこないでいたら
この就職活動でどれだけ凹んでいることだろうと容易に想像できます。

一浪して入った大学も、もともとは滑り止めに受けた大学でした。
最初はすごく悔しくて、自分が情けなかったし、
なんとなく後ろめたい恥ずかしいような気持ちになった時期があったんだけど、
友人が「縁があってその大学に入るんだよ」って言ってくれたことで
私の中でそういうマイナスな気持ちがプラスに変わりました。
縁を活かす方法を考えるようになれたのです。
そう「縁」って不思議な言葉ですね。
みんな選考が通らない企業とは「ご縁がなかった」という表現を
よく使いますよね。
実際、頭ではそう理解したつもりになっても
志望度が高いとなかなか本心から受け入れられない部分があるようですね。
私はそういう経験があったおかげで気持ちの切り替え方、
物事の見方を学べたように思います。
確かに受験失敗は失敗に変わりはないけど、
いまの私にとっては失敗だったとは思われない経験として残っています。
世の中にはさまざまなことで悩んでいらっしゃる方がいると思うんです。
でも、悩んだ事だって無駄にはならないし、もがいた事だって無駄にはならない。
全てが、自分を少しずつ形作っていく材料だと思います。
「考え方一つで世界は変わる！」
これは事実だと私は信じています。