福島県浪江の室原で白黒長毛のにゃんこを探してますーー!! 出来るだけ転載・拡散お願いします(´;ω;`)
福島県双葉郡浪江町室原
白黒長毛
特徴は両足白のソックス
雄で去勢済み
名前はくーたんです。
一昨日、飼い主さんのTさんと一緒に公益立ち入りをして、おうちの鍵とかの秘密を預かって来たカンノです(●´ω`●)
くーたんは写真の通りとても特徴のある子なのですが、飼い主さんも7月から姿を見ていません・・・
7月のうちに連れて帰って来れれば良かったのだけど、Tさん夫妻はあたしに遠慮して自分たちだけで済ませようとしていたらしいです・・・。
Tさんは去年のちょうど1年前の朝ズバに出てた90才のご夫妻です。
http://blog.goo.ne.jp/sora-fukushima/c/62a78fa18b30f808ba45409d8ca91bf2/1 朝ズバッ![20k圏内に残し後悔 愛犬からもらった力] ←の速報に当時のユーチューブの映像が残ってる・・・と思ってたら、いつの間にか消されてしまってました。
原発避難後に何度もTさんのお宅に通って、クックとコロとモモちゃんにご飯とお水をあげてました。
でもいつも状態の悪い子や他のボランティア団体さんが見つけ難い場所の犬やカミカミ犬、大型犬、当時数多くのボランティアさん達が居る中で、残ってるような犬を優先させて保護してたので、
極力他のボランティアさんや飼い主さんが通ってるような犬達の保護は後回しにして給仕だけしてました。
Tさんの犬達は3匹だったのと、たぶん私が連絡先を書いた紙を貼って来ていたので、最終日まで他の団体さんにも保護される事無く、20キロ圏内に立ち入り出来る最終日の前日にSORAシェルターにやってきたんです。
この日の修羅場はまた後ほど書きますね((>д<))、1年後だから書けることもいっぱいあって・・・(;´▽`A``
元々Tさんが避難した先はご親戚のおうちで、ご親戚が犬が苦手ということで、泣く泣くわんこ達と別れて暮してました。
でも、Tさんがクックとコロとモモちゃんに会いに来てくれた次の日に、クックの容態が急変・・・、朝に救急で病院に行って注射や点滴を打って貰っても、どんどん悪くなって・・・、
午後にもまた病院に連れて行ったけれど、これはストレスだから、どうしようもないって限界ですと・・・、
それでもまたいっぱいの注射と点滴をして貰ってはみたものの、みるみるうちに弱ってしまい、これ以上何も出来ないです…と先生から言われるまで治療をして貰ってる中に、Tさんに電話をして呼んだら、クックちゃんの好きなものとご飯を釜ごと持ってすぐに避難先の郡山市からやって来ました・・・
けれど、今避難してるお家には連れて帰れない・・・。
まだ4月、シェルターの建物の中でも寒いから、当時仲間から戴いたバンの荷台をベットのようにして、車なら暖房もちゃんとなるし・・・ということで、Tさん夫妻はクックとバンの荷台に泊まってました・・・
90歳のおじいちゃんとおばあちゃんが…
車の荷台で、自分達が一緒なら、クックは元気になるって信じて・・・ 何日でも泊まる!って感じでした・・・( ノω-、)

(車の中で毛布に包まってるクック・・・、ごめんね、あたしじゃここまでしか出来なかった・・・><)
その日の夜はさとぅーんも寮で心配で眠れなかったと次の日は顔色を悪くしてて、私も同じ・・・。
夜中にもしかして・・・、車の中で・・・とか、ネガティブなことを沢山考えて、こっそり様子を見にいったけれど、他の犬たちに吠えられてしまうし、せっかく寝てたら起してしまうことになるし・・・と、遠くから様子を見て・・・陰が動いてるのを確認して家に戻ってくるを何度かしてたので、朝にはげっそりしてしまってたのに、
Tさん達はとても明るく誰よりも元気に「かんのしゃん達のおかげで、クックが良くなってきたよぅ〜」とニコニコしてくれてました・・・。
けれど、シェルターは山の上なので携帯の電波が悪く、Tさんは何度か遠くの方で携帯で話してるのを見ると、その時は遠くからでもわかるくらい暗い疲れた顔・・・
心の中で、神様助けて・・・、助けて・・・と、クックのことなのか、Tさんのことなのか、自分のことなのかよくわからないけど、必死に助けて・・・助けて・・・と叫んでました・・・。

(給仕に行ってた時のクックの写真、まだこの時の方がシェルターに居る時より元気そうだったかも・・・)

(シェルターの時・・・)
朝スバの取材も来ているし、誰よりも元気なTさん夫妻の前で自分も暗い表情出来ないし、でも、クックはTさんが言うほど元気になってる様子が無くて・・・、正直もうダメだな・・・とTさんにはもの凄く申し訳ないけれど・・・諦めてました・・・
そのうち、遠くに電話をかけに行ってたTさんが「かんのしゃーん。クック連れて帰って良いって言って貰えた〜」と物凄く元気に走り寄って来てくれて・・・
何度も何度も親戚の方にお願いをして、クックとコロも一緒に暮らしてもいいって承諾を貰えたんです。
その時の様子が朝ズバにも映像が残ってて、Tさん夫妻は親戚宅で社交ダンスをして、めっちゃ元気になったクックとコロがそれを嬉しそうに見てて・・・、その日にはTさんがみのもんたさんと生電話で、「良かったねぇ〜、ご親戚の方にも私からもありがとうと伝えてください」と言われ・・・
本当にとてもハッピーエンドな話でまとまってました。
私もTさん元気かなぁ・・・良かったなぁ・・・と時々Tさんの事を思い出すこと、数週間後・・・
私の電話の着信Tさん、あぁ、久し振りにあの元気な「かんのしゃーん」が聞ける〜と思って、元気にはいはい〜と出たら・・・、
物凄い死にそうな声で「かんのしゃーん・・・」と・・・
何が・・・何があったの??、おばあちゃん??、クック?、コロ??と・・・、心臓がギュゥゥっと痛くなり・・・
そうしたら、「親戚がやっぱりダメだって言われて・・・、ばあちゃん泣いてるの・・・ばあちゃんとクックは離せないんだよぅ・・・」と、Tさんも涙声・・・
みの・・・、みのもんたにもう1回・・・ と思いながらも、そんな冗談が通じる状態でも無いし・・・
「わがったぁ〜、わがったがら、だから、泣かないでね、絶対大丈夫だから!待ってて連絡すっから!」
・・・と明るく電話を切ってはみたけど、しばらく呆然としてしまい・・・、力を振り絞って、朝スバのMさんに電話をして、Tさんを励ましてやって下さい、あとこっちの知り合いすべてにテレビ局の力を出し切って動いて下さい〜と頼み込み、さとぅーんに電話をして今の気持ちを共有してもらって・・・、旦那に不動産屋の知り合いに連絡して貰いながらも、自分でもあちこち手当たり次第に電話をかけまくって・・・、どうにかならないか物件とかあちこち探しまくったけれど・・・結果はどうにもならなかった・・・( ノω-、)
最後の手段はスタッフのさとぅーんさんと一緒にアパートに暮らして貰って・・・、クックとコロはモモと一緒でシェルターに居れば・・・
旦那にそれでいいかな・・・?と相談したら、
「お前は介護までやんのか!」と怒鳴られたけれど、そんな怒鳴られること判ってて言ったのだけれど、もう自分の手はすべて尽くしてて・・・そんでも・・・もうどうにもならなかったし・・・、これがあたしが出来る・・・すべての事で・・・、
「やる!どうしようもないんだから、介護でもなんでもやる!」と大声で言いながら、家を出て、田んぼの道の真ん中に車を止めて車の中で大泣きしました・・・。
当時はこんな風にブログに書く余裕さえ無くて・・・、周りでは反原発とか色々動いてたけれど、もう毎日今を乗り越えることが精一杯でした。
今も誰が悪いとか、こうすれば良かったのにとか、もう今更考えてもしょうがないことを考えてる余地はどこにも無いし、そんな場所を作る気も無いし、今、目の前にある苦しさとか悲しさとかがいっぱいに溢れてる現状に、少しでも笑顔が出来ればいいかなと。。。それだけしか考えられてないのは、たぶん、原発事故が起こってしまった今では、もう自分はこのまんま一生変わらないんだろうなぁ・・・とモヤっと考えてます。
少し自分を落ち着かせて・・・、Tさんに電話・・・
「Tさん、あのね・・・」と話すと
「それじゃぁ迷惑をかけちまうよ」とまた死にそうな声で言うのを
「あのね・・・、さとぅーんに毎日おばあちゃんの美味しいご飯を作ってやってほしいんだぁ、無理やりあたしが埼玉から呼んだらわざわざ来てくれたしさぁ・・・」と・・・
「ばあちゃんと相談してかけ直すがら〜」と少し明るい声に戻ってくれたけれど、結果は
「ばあちゃんが、一緒に暮したいって・・・」と・・・
そりゃそうだ・・・
でも、アパートに中型犬2匹は無理・・・
「だよね・・・、もうちょっと待ってて・・・、また電話するね〜」と電話を切って、
また数日あちこち電話したり調べまくったりしながらも、真っ黒に日焼けするまで犬の散歩などに追われていたら
「かんのしゃーん」と明るい声のTさんから電話が・・・
猪苗代に動物と住める所が見つかって、もう引っ越したって話でした。
Tさんは朝ズバに出てかなり有名になったから、役場の方も総力をあげて動いてくれてたんです。
「会いにいくね〜」とすっごいほっとして、こっちは相変わらずの日々が続き、会いに行く暇もなく数週間が過ぎ…
Tさんから電話・・・
今度は猪苗代の施設を出なくちゃならないって話で・・・
福島でも旅館やホテルへの避難は6月末までと聞いていたから、Tさんはどうするんだろうと気にはしていたけれど・・・
やっぱり・・・
でも今回は役場が強い味方についてるとわかってるせいか元気な感じで
「かんのしゃんのそばに住みたいから、福島市のそこいら辺りでなにか物件がないべか?」
福島市は小さい子供が居るおうちでは福島市に住んでいても避難してる人も結構いたけれど、福島市自体に避難してる人も多くて、シェルターの物件を探す時にもありとあらゆる手を使って探した一戸建てのペット可の物件は0、ライフラインもすべて何も無い、廃屋同然のこれからめっちゃお金がかかる物件か、最初からめっちゃ高い物権があるだけ、でもどこも、狭くてシェルターには向いてな感じだった・・・
あの時のことを考えても、この辺での物件は・・・と思いながらも、どうにかなっかもーと「わがった〜!探してみるね!!」と電話を切って数日後・・・Tさんからもう物件が見つかったとのこと・・・。
それも、うちから本当に近くて車で20分くらいのところに・・・。
すっかりこっちの生活にも馴れた感じになって何度かシェルターにTさんの妹さんの犬のモモに会いに、おばあちゃんと、妹おばあちゃんを連れて遊びに来てくれたけど、中々会うことが出来ないままにもさとぅーんさんからすっごい元気だったよ〜と話だけ聞いてて安心してたら、
数日前にTさんからしばらく振りに電話が来て、携帯の画面に「Tさん」と出たときには、心臓がガガガガガガァーっと音がしそうなくらいにギュぅっとなって、
誰?Tさん?おばあちゃん?妹おばあちゃん?クック?コロ?何一体今度は何?!と、心臓を軋ませながら電話に出ると「すっかりお世話になって、モモまで世話になってるのに、何の連絡もしてなくてぇ・・・あのね、かんのしゃんにお会いしたいの・・・」と・・・
いいの、連絡がないのは元気な証拠って昔から親がよく子供に思う事で・・・ 、Tさんを自分の子供だと思ってる自分て何歳だよ!とか心で1人で突っ込みながらも、もう心臓が張り裂けそうで自分から「どうしたの?おばあちゃんに何かあったの?」と聞いてしまいました・・・
「いいやぁ・・・、おかげ様で元気だぁ」
「え?クック?コロが・・・?」
「みんなかんのしゃんやさとぅーんしゃんのおかげで元気だよぅ」ですと・・・。
すっごいホッとして、4月30日にTさんのおうちに遊びに行って来ました。
クックも尻尾振って迎えてくれたし、コロは少し歳だなって感じだったけど、前の写真と然程変わって無い事にさっき気付きました。

(今)

(約1年前給仕の時)

(約1年前のシェルターの時)
最初はすっごいボロボロだった障子とかも二人で一生懸命貼ったとか、震災3日後に103歳の親戚が死んだけど、みんなあちこちに避難しちゃって連絡がつかなくなってたのが、朝ズバに出たら、親戚みんなから連絡があって凄い良かったって話とかして、コタツに入りながら、ぼそっと・・・「あとはくーたんが居ればいいだけなんだぁ」・・・とおばあちゃんがつぶやいて・・・
そう・・・、Tさんから何も言って無かったし、それどころじゃないんだろうなぁ・・・とあえて何も聞かないで居たけど、家の窓も少し開いてたし、チラッと猫も居るんだって話はしてたけれど、野良猫みたいな感覚なのかな・・・と思っていたら、物凄く可愛がってて、今でも月に2回は往復6時間かけて、浪江に戻って、この前は1週間泊まってきたって話で・・・
Tさん・・・去年の時点で90歳って言ってたんだから、今って91歳だよね・・・(TT)
おばあちゃんが「今でもくうたんのこと思い出すと涙が出るんだよぅ」と・・・、すでに泣きながら、携帯の写真を見せてくれました・・・
「Tさん、次はいつ行くんだべ?」
「5月8日だぁ・・・」
「一緒に行くよぅ、捕獲器持って行くし、あっちに仲間もいっぱい行ってるから、大丈夫だぁ、見つかるよ〜」
つづく・・・ 次回予告は91歳のおじいちゃんと90近いおばあちゃん二人が国道114号線の山道を首都高を走る横浜ナンバーのポルシェみたいに走ってた・・・って感じで・・・ 楽しく始まれられればいいかなぁと・・・
本当は、色々とこれからの事を考えても、楽しくとかじゃないのかもだけれど、でもシェルターのスタッフも仲間のみんなも今に必死で、とても楽しんで活動出来てるのだし、…て本当は楽しく無い日も多々あるのを楽しくしようと毎日頑張って頑張って…、決して楽してる訳じゃないのだから、SORAシェルターも自分もこんな感じでゆる楽しい感じがいいかなぁと思ってます(o≧▽゚)o

(Tさん夫妻)
って・・・、Tさんの話は盛り沢山でサラッと書けなくて長いブログになってしまってごめんなさい><
いつもSORAシェルターのご支援・ご協力に心から感謝しております。
こうして活動を続けていられたのは、皆さまのお陰だけですって感じです。
こんな私が代表のSORAシェルターですが、これからもご支援・ご協力をどうかよろしくお願い致しますm(_ _)m
震災から1年と少し、色々なことがあっての「浪江町室原の白黒長毛雄猫探してます」です、情報を拡散して収集して下さる方が1人でも多いほど、本当に助かります。
今週末から、来週初めの数日間、立ち入り許可を得ることが出来たので、
にゃんこはうすのアリコさんやまおまみーさんなどなど強い味方と一緒に圏内入りしてきますね〜
どうか、嬉しいお知らせと福島の原発避難で苦しんでる人や動物達、SORAシェルター、そしてSORA自体に優しい風が吹いてくれるように、ちょっとだけでもいいので心の片隅に願っててくれると嬉しくて、どんなことあっても頑張れる気がします。
それと、今日の朝日新聞の夕刊に関西地方限定ですが、私のコラムを掲載させて戴きました(;´▽`A``
コンビニから買ってとか読んでみてください
殆ど編集されてるので、文章はブログのあたしとは別人な感じです(>▽<;;