大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

Airline Icarus2

2011年05月16日 | 音楽
マニフィカ カンタービレ声楽教室




ようやく時差ボケからも解放され、イタリアにいる間にたまっていた仕事も片付いたところで、先月末に行われたオペラ「Airline Icarus」のことを書く時間が持てるようになりました。

先月のブログ更新時に、これから連日練習が続くとは書きましたが、本当に連日で一日中練習な日々が続きました。

とはいえ、私としては「音楽漬けの毎日」なんて願ったり叶ったりで嬉しかったのですが(^^)




本番当日は先に記者会見のような物から始まり、Aperitivo(オペラが終わってからではなく始まる前に軽食の時間がありました。こんなこともあるんだな~なんて思いました。)、そしてオペラという順番でした。

私達、出演者もAperitivoを頂けるようになっていて、始めは食べる気になるのかしら…と思いましたが、せっかくなのでしっかりと頂いておきました(笑)

どの出演者も食べていて、なんとも本番前とは言えないくらいの和やかさ。

さすがに早々に切り上げて準備には入りましたが。




そして、お化粧や衣装を合わせ、さあ、開演です!




連日、何度も何度も歌った歌。

これがたた一度の本番が最後の舞台とは、なんとも寂しいものです。

終わった後にはたくさんの拍手を頂き、何度もカーテンコールをしました(^^)

そして舞台裏でも、こんなに褒め合うものなのでしょうか、出演者同士が「Bravo!」とあっちでもこっちでも。

…まあ、いいもんですね。悪い気はしません(笑)

私も、実際素晴らしかったので、みんなにBravoと挨拶のように言っておきました。




楽譜を最初に観た時は、正直全体像がすぐに掴めませんでした。

しかし、声と声が合わさりオケが合わさると、とても素敵な作品でした。

そうそう、現代オペラの良さの一つとして、作曲家がまだ生きているというのがいいなと思いました。

なぜなら作った本人から何を意図して構成されているのかを聞くことができるから。

もちろん作曲家の意図を探るというのも楽しい物です。

でも、彼の言葉の節々から曲を捉えていくという作業もなんとも楽しい物でした。



私は日本に在住しているので、こういった機会を頂くというのは多くないと思いますが、でもまた挑戦したいものです!

あ~、本当に楽しかったです!




練習中の写真が乗っているので良かったら見て下さい。

もうちょっとましな格好としている時に撮って欲しかったなぁ(苦笑)

こちら





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