中学校へ実習に行っている長男。
どうやら悪戦苦闘しているようだ・・・(苦笑)
モーニングコールで出てくる声が、日を追って暗くつらそうな色を帯びてきている。
「ありがとう」 たった一言、返事するだけなのだが、もう、本当に子どもって言うのは可愛いもんだと思う。
ま、頑張れよ!!
今、苦労することはとてもいい!! なめてその世界に入ったらとんでもないことになる。
有り難いことだと私は思っている。
いやあ、読んだ!読んだ!
この土日、中学生の息子は部活に忙しく、旦那も終わりきらない仕事で部屋に閉じこもり、
私は…うーん、このところ多分軽い更年期の症状を感じている。ただ、ひどくはない。
子宮全摘手術を受けたときに、今後の更年期障害についての説明があった。
個人差が大きいものだし、ママトモの中にはもう10年近く苦しんでいる人もいる。
そう心配はないだろう…ま、続くようなら次の健康診断で相談しよう!
ただ、出かけるのが面倒くさいっていう気分は大きくて、きがつけば読書三昧で休みを費やしていた。
ま、いいかあ〜〜
野ブタ。をプロデュース・・・白岩 玄

これだけ人気のある小説を今まで手にしたことが無かった。
このドラマが流行る少し前からだと思うが、何の話をからそう進んだのかもう覚えていないが、
家族で“ドラえもん”に出てくる“野比のび太君”の話をしていて、
「“野比のび太”がありなら、“のぶのぶた”もありかな?」と長女が言いだしそれから彼女は“のぶた”と呼ばれるようになった。
本人は嫌がりもせず、ただまだ小さかった弟にだけは「外では呼ばないで」と注意をした。
そしてこのドラマが始まった。 単なる偶然だったのだろうが、ちょっと驚いたことを覚えている。
そんな思い出のある本なんだからもう少し早いうちに読んでもおかしくないのだが、ここまでとんと縁が無かった。
物語の初めは「やけに形容詞の多い本だなあ」と、読み切れる自信が無かった。だが、少し我慢をして読み進んで行ったら、
面白かった。
そして読み終わったら、最初の部分の私が「やけに形容詞の多い」と感じた文章が、主だった登場人物達の世代を表現しているものに思えた。
「自分を演じているだけ」と言う感覚、まだ何者になるともいえない若い頃に多かれ少なかれだれしもが思うことなんだと、
この本を読んで思った。
本の方は、どちらかと言うとハッピーエンドではないが、ドラマの方は明るく爽やかな終わり方をしているようだ。
ツタヤに行って探してみよう!
もしも、私があなただったら・・・白石一文

この人の本を一度読んでみたいと思っていた。
読んでみてどうだったかと言うと、私は 「微妙」 かなあ・・・。
面白いのだが、どこか肌触りにいらつくところがある。これはきっと相性が悪いのだろう。
「島耕作シリーズ」という大人気のマンガがある。昔、まだ、課長だったかのころはリアルタイムで連載を読んでいた。
昨年一時期、このマンガが無性に読みたくなってツタヤに通った。
少しずつ偉くなっていって、部長くらいまで読み進んだかな? なんだか耐えられなくなりレンタルを終了した。
多分それは上手に隠された、男のエゴのようなもので・・・でもそれは多分で、当たり前と言っちゃあ当たり前のことで、
それにささくれ立つようなそんなことではないのだろうが、私は耐えられなくなった。
どうも、一度にたくさん読み過ぎたことが原因だと感じている。
それと同じものをこの「もしも、私があなただったら」に感じてしまった。
面白いけれど、私はこの作家のものはたくさんは読めない・・・とほほ、情けない!しかしこういう相性の人もいるんだなと思った。
夜明けの街で・・・東野 圭吾

「もしも、私があなただったら」の次にこの本の頁をめくりだし、サラリーマンの浮気の話かと分かった途端にちょっと引いてしまった。
だが、読み進むうちに流石、東野圭吾。 ぐんぐんと引き寄せられ、最後男と女のどんでん返し。
いやあ主人公の妻も凄い!! 古女房の心をくすぐる最後の場面を満喫した。 面白かった!
あ、結局女の手中で踊らされていたと言うことが、やり返してやったぜ!!いえい!みたいな気分だったのかなあ?
でも、まあ、男って言うのは仕様もないものですな。どんな奴でも目の前に置かれたごちそうは頂くんだと、
部屋から息抜きに出て来た旦那を、ついそういう目でみてしまった。
ま、このところめっきりとじじむさくなってきたからそんな感想を言えば「女房焼くほど、亭主もてもせず」といわるのが
落ちだから、黙って読書に戻った。
サンタのおばさん・・・東野 圭吾

東野圭吾の童話だあ…と、選んだ一冊。
引退するアメリカサンタの後任が女性だったため、サンタ会議が紛糾!
サンタクロースはどうあるべきか。さまざまな国を代表するサンタたちが、意見を出し合う。
サンタクロースは父性の象徴、だけど父性は男性だけに与えられるものではない。
新しくサンタに就任したおばさんは、トナカイの引く橇の中で化粧直しをする。
私はここで終わってよかったのではないかと思う。
この後サンタのおばさんのジェシカは再婚を果たす。少々もめるがサンタ会議では全会一致で認められたと結ばれる。
私は女だから、サンタのおじさんは結婚してないのかなと思ってしまった。
ま、とにかくサンタはやっぱり夢がある。
虹の家のアリス・・・加納 朋子
オルゴールから飛び出してきた小さな妖精・・・みたいな本だった。
一応探偵小説なのだが、派手なアクションや大掛かりななぞ解きは登場しない。
その代わり、人と人との言葉のやり取りの中で起こりうる「事件」を日々のリズムの中で解きほぐしていく。
連作長篇。十分堪能できた。
この作家の空気なんだろうなあ、自然体の、もしかしたら「天然」と言われてしまうのかもしれない佇まいが心地よい。
いい時間を過ごせたと感じさせてくれた。
実はこれらの他にも手をつけた本がある。自分でもどうしてこんなに本を手に取るのかが分からないが、
読みたいものは仕方がない。禁断症状が出たかのように次から次へと頁をめくる日々はまだまだ続きそうだ・
「夏期限定」と、なんだかファストフードのメニューのような話らしいが、まんまと再稼働にこぎつけたらしい。
今朝のニュースの解説では「止まっているから安全と言うわけではない」だから「原子力には優秀な人材を投入すべきだ」
なんだって・・・なんか、やっぱり原発はとっても厄介な代物だ。
でも、これまでだって優秀な人が管理していて、福島がおこったのだよなあ……不思議なことだ。
自動車免許をとったときに「未必の故意」という言葉が身近になった。「認識ある過失」というのもあるらしいが、・・・。
その類の話だな!
「夏期限定」 は、止めるのはいつなんだろう?
ところで、専門家じゃない普通のおばさんの思いつきを一つ。
もし万が一の事故が起きたときのため、原発の半径50キロ・100キロ圏内の人たちは今のうちに立ち退いてもらうと言うのはどうだろう?
事故が起きたときに一番大変なのは、そこで暮らしていた人達のそこからの生活だ。
事故は必ず起こると想定して、もうあらかじめ別の場所で暮らしをたててもらうのだ。
ダムを作るときに移住してもらうのと考え方は同じで、原発を中心に50キロ、100キロは原子力という水に沈むと考えたらいいのではないか?
乱暴な考え方だが、そこで暮らし、依存する人たちがいるから、話がややこしくなるように感じる。
使用済み核燃料の問題が解決されていないと言う理由からも、今後日本では原発に依存して行くことはやめるべきだと私は考えます。
だから「原発で生活している人達がいるから再稼働しなければならない」という理屈が、まかり通っていいとは思わないのです。
きっと私たちは、節電できるし、我慢もできる。 一人ひとりの生活を大きく安易にすることで経済の発展をしてしまったけれど、
きっとこれからは原発に頼ることなく、経済の発展を維持するための工夫だってすることができる。 技術立国と呼ばれた日本だ。
もっと別の技術を生み出すことも可能だと思う。 焦ることはない。 こつこつと積み重ねるのが日本人のとりえだったではないか!
福島にある今の状況が「原発は安全だ」と言われた結果だったことを、決して忘れてはならないと考えている。
教員の定年年齢を65歳まで延長することを検討しているそうな…。
理由は、年金支給年齢が65歳に引き上げられるからという。
これって、正しい?
こういうこと言いだした人は、子どもたちの会話に耳を傾けたことがあるのだろうか?
「じいちゃん先生だから、教科書読んで、黒板に書いて、終わり!みたいなーーー」
「歩くと疲れるのかあんまり動かないよね」
「孫と同じなんだよね、きっと。いい子いい子って頭撫でてくれるの」
「先生腰痛めているから、体育の時でも座ったまんまなの!」
etc.etc.
小学生、中学生は体力勝負、気力勝負。彼らは若さに満ち溢れている、教員には、どんな屁理屈にもばーんと立ちふさがる強さがあってほしい。
年齢が行くと、それが叶わない部分が多く出てくる。
高校生だからいいかと言うとそうでもない。彼らは進学するにしろ就職するにしろ、社会の前線に向かう人材だ。
年金までの食いつなぎなんて年寄りに扱えるわけがない(個人差はありますけれど)
50歳を過ぎると、体力、気力とも下降線をたどりだすのは、どんな人でも仕方がないことではないだろうか。
65歳まで伸ばすよりも、学校の先生は55歳くらいで一度線引きをして、あとは補助職に回るのがよりよい現場のありようではないか。
だって、年のいった先生は懇談会で大抵 「疲れた、疲れた」 を連発する。
親を威嚇しているのかもしれないけれど…。
確かにしつけの行き届いてない我が子を考えると、ご苦労かけて申し訳ないと思うが、
親に向かって平気でそういうことを連発する神経にむっとくる。
それが65でしょう・・・そうなったら私懇談会で言い返すだろうなあ・・・
「それなら、そういうことを言わない若い先生にかわってください!!」
今いる人材で、最大の努力をすれば、それで教育はよしではないだろうか。
ずば抜けて指導方法が上手な先生はいるけれど、それだって子ども全員に当てはまるわけではない。
伸びきらなかった子どもに、機会を何度でも与える仕組みがない今の日本の教育の状況で、
年金支給年齢が上がるからではなく、そういう子どものために経験を生かすということであるなら受け入れられるが、
決して世の中はそういう風には動かない。 では、年寄りは去ったほうがいい!
批判を恐れずにこういう言い方をするが、
今、日本がこう着してどうにも明るい未来が感じられないのは、年寄りが強いからだと感じている。
決して、高齢者を粗末に扱うのではない。 引き際をもっと綺麗にするように考えてほしいだけだ。
そのあとのことは、また別な話ではないだろうか・・・。









