仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【バンクーバー五輪】 ジャンプLH決勝:アマンが史上初の2大會制霸!

2010-02-21 06:51:51 | Sports
スイスのシモン・アマンがジャンプでは五輪初の2大會制霸!
2位はポーランドのアダム・マリシュ。
3位はオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー。
結局、上位3人はノーマルヒルと同じといふ結果になつた。


日本人選手では、葛西が8位入賞。
1本目が121.5mと不本意なジャンプで、21位だつた。
しかし、2本目では葛西らしい135mを飛び、一氣に8位。
2本目だけならメダル爭ひにも加はつてゐるほどの素晴らしいジャンプを見せてくれた。

伊東は1本目117mで30位。
からうじて2本目に進出。
2本目で128.5mを飛び、順位を20位まであげた。

竹内と栃本は殘念ながら2本目に進むことが出來なかつた。

五輪での個人金メダルを目指して引退から復歸したアホネンは、1本目16位で2本目を棄權した。


それにしても、アマンは凄い。
1本目でなんと144mと唯一の140m超えで、2本目でも138mと2本續けて最長不倒距離。
けふのスタート台は12番ゲートだつたが、これはアマンがヒルサイズ(140m)を超えるジャンプをしたために下げられた。
それなのに、ここまで下げても140mを超えてしまつた。
仕方ないので、2本目では、さらに50cm下げて11番ゲートに。
それでも138mを輕々と飛んでしまふのだから、もはや「ひとり旅」状態。
まさに「次元の違ふ」ジャンプだつた。

4年に一度のオリンピックでの連霸は難しい。
若手が次々と擡頭するジャンプ競技でそれを達成したアマンに拍手!

そして6囘連續で五輪に出場し、しかも8位入賞した葛西に盛大なる拍手を!

伊東、栃本、竹内の3名にはさらなる精進を期待したい。

最後の團體戰も頑張つてくれ!


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