仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【相棒 Season 10】 第17話:「陣川、父親になる」

2012-02-29 21:53:37 | ドラマ、映画
サッカーのワールドカップ3次豫選、ウズベク戰から切り換へた。
0-1と1點のビハインド。
どうか逆轉しますやうに!

さて、「相棒」は、陣川くん登場。
案の定、女絡みのお話。
今囘の相手は、寫眞屋に勤めるシングルマザーの由香利。
彼の戀は成就しないのがいつものパターンなのだが、さて今囘はどうか。
たぶん、またダメなのだらうなと思ひながら見る。
入れ込み過ぎて、搜査の邪魔をするなよ・・・

由香利を取材してドキュメンタリーを作らうとしてゐたディレクター・麻紀が自殺したのだが、由香利は自殺だとは思へず陣川くんに相談した。
で、陣川くんは右京さんに搜査を頼んだといふわけ。

ドキュメンタリーの取材對象は、4月2日の出産を豫定してゐる女性3人で、そのうちの1人が由香利。
しかし、2ヵ月前から由香利以外の2人は撮影を打ち切られてゐたことがわかつた。
どうして取材對象が由香利1人になつたのだらうか。

1992年4月2日。
伊勢崎市で起こつた火災。
この火災の原因は由香利の母親。
母親の罪を背負つて生きる由香利がどのやうな母親になるのか。
それが、麻紀のドキュメンタリー番組のテーマになつてゐた。

「私のお母さんは絶對に許されないことをしたんです。でも、相手のかたは許してくれるつて・・・」
屆いた手紙を讀んで由香利は云つた。
火災の被害者の遺族からの手紙だつた。
と思つたら、その手紙は麻紀による僞の手紙だつた・・・

と思つたら、なんとまたどんでん返しが。
麻紀は、ほんたうに犧牲者の遺族だつたのだ。
由香利を罪の意識から救ふこと。
それが、麻紀がこのドキュメンタリーを作らうとした眞實の動機だつた・・・

「君が逃げ續けるのなら、ぼくが父親になります」
陣川くん、今囘は珍しく格好良かつた!
でも、最後は「花の里」で荒れる陣川くんであつた。
子持シシャモを見てさらに荒れる陣川くん。
尊:「大丈夫、大丈夫、いつものことだから。すぐ立直りますよ」


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<印象的なセリフ>

陣川:「ぼく、父親になるんです」
ヒマか課長&尊:「父親!?」

尊:「自殺する理由はあつたんだ」
陣川:「あ、さういふことをいふなら尊くんは外れてくれていいから」

由香利:「私のお母さんは絶對に許されないことをしたんです。でも、相手のかたは許してくれるつて・・・」

麻紀:「彼女は今やつと倖せに向き合はうとした」

陣川:「君が逃げ續けるのなら、ぼくが父親になります」

尊:「大丈夫、大丈夫、いつものことだから。すぐ立直りますよ」


<ストーリー>

 あの陣川警部補(原田龍二)が、特命係の右京(水谷豊)と尊(及川光博)のもとへとやってきたかと思えば、なんと「父親になります」と言い出した。
相手はすでに妊娠中で、今回も美人の由香利(松本莉緒)。
美人にめっぽう弱い陣川はそんな彼女からある相談を受けていた。
 由香利は数ヶ月に亘ってテレビのドキュメンタリー番組の密着取材を受けており、その番組の担当ディレクター麻紀が自殺した。
が、由香利には麻紀が自殺するとは思えないという。
右京と尊は陣川とともに由香利を訪ねる。
 由香利によると生前、麻紀は「最高傑作になるから」と言っていたという。
そんな彼女がオンエア前に自殺というのも確かに不自然だ。
 鑑識・米沢(六角精児)の調べでは、麻紀は映像編集中に毒物を混入したコーヒーを飲み自殺。
仕事に悩み、自殺する数日前には退職願を上司に提出していたのだが…。
 些細なことが気になり、右京たちは独自の捜査を開始する!
 陣川の今回の片思いは成就するのか!?


ゲスト:原田龍二 松本莉緒


脚本:守口悠介 監督:近藤俊明


(以上、 「相棒」公式HP より)









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