ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

西心斎橋で料理とワインのお店。
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ボディ

2017-03-21 01:50:04 | ワインの事
私も男性ですからボディというと「ナイスボディ‼‼」とか言っているほうが楽しいのですが・・・

残念ながらワインの世界ではそういう言い方は普通はしません。
(私はしょっちゅうワインの形容に使ってますが・・・)


実はここ1週間くらいの間に「ワインのボディって何のことですか?」
「フルボディってこういうワインの事ですか?」
などと聞かれることが多かったんです。

皆さんはどういう風に捉えられているのでしょうか?


ワインを飲み始めて数年までの方は「渋いワイン」=タンニン豊富なワインをフルボディと思ってらっしゃる方が多いようです。

しかし、タンニンは熟成とともに失せていくものです。

言ってみれば「上着」的なもの、と捉えるのがよいのかもしれません。

また、もしタンニンがフルボディの主要素ならシャンパンや白にはフルボディってのは存在しないことにもなりますしね。


イギリスの評論家などの言葉では「アルコール」というのが一番に上がっていたりします。

人によってはそれだけではない、といって批判する向きもあるようですが、私もアルコールは大きな要素と思います。

それ以外に酸やミネラル類、糖などの葡萄に含まれる成分と旨みなどの後天的要素の「密度が濃い」という風に憶えています。


人の体躯をさす場合でも「骨太」「筋肉量が多い」「脂肪が豊富」のいずれも「立派なガタイやなあ」というわけですが

どれか一つではフルボディとは違うニュアンスで呼ぶことになりますね。

「細マッチョ」とか「ぽっちゃり」などなど・・・・


ちなみにボルドーの若いワインはタンニンが豊富ですが「通常価格」(2,000円から3,000円位まで)のものはミディアムボディと分類されることが多く、ブルゴーニュのタンニンは控えめでも1級畑以上の上級のものはフルボディです。

白でもモンラッシェなどは勿論ニューワールドのスターシャルドネはフルボディといって間違いありません。

ですから私などはそういう白はメインディッシュ用に持ってきてミディアムな赤を先に出したりします。




とは言え温暖化のお陰で多くの産地の多くのワインのアルコールは高くなっています。

ならば「プラスアルファ」の最後の要素としてタンニンも出番があるのかもしれませんが・・・・


ということで「フルボディ」という言葉を連呼していると前にも紹介した

この本「フルボディ 恋してワインして」by川島なお美さん(樋口もイニシャルで登場しています)が浮かんできました(笑)
フルボディ―恋して、ワインして。
川島 なお美
マガジンハウス


さて今日はお休みです。

明後日22日にお待ちしています‼


               樋口誠
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