ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

西心斎橋で料理とワインのお店。
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高いワインと安いワイン

2017-06-20 02:31:47 | ワインの事
「高いワインってホントに美味しいんですか?」

「5万円のワインと10万円のワインって5万円分の差があるんでしょうか?」

などと聞かれます。

答えは「YES」でもあり「NO」でもあるんです。

銀座の特等地の家賃で暮らすのと、田舎の安い家賃で暮らすのを比べることができないようにワインもそれぞれに存在価値があるのです。


では、何故価格が違うのか?


基本的には「手間の掛け方と収量」です。

沢山の葡萄を収穫すべく栽培し、醸造も簡単に瓶詰まで行うのか

剪定を重ねて僅かな量に凝縮を求め、醸造も丁寧で熟成にも時間をかけるのか

大体はそれで価格の基礎が決まるはずです。

同じ産地の同じ生産者なら間違いありません。


しかしワインは世界中で造られていますし、同じ国でも「名産地」と「名もない産地」もあり色々な意味での「原価」が違うわけです。

或いは生産量が数千本とか数百本とかになると希少価値も出ますし、また「いわくつき」のワイン等はプレミアがつくのです。


生産量が少ないことが味わいを担保するわけではありませんが、しかし量が少ない=手間をかけやすい=と言うことですから、それなりの味わいになっていることは想像に易いですね。

また「いわくつき」の場合は「名前だけ」ということもありますし「その名を汚すまい」という場合もあります。


しかし、しかし、しかし・・・・


どれだけ手がかかっていても、収穫量が少なくても「今、この場で美味しい」とは限りません。

昨日もお客様と話していましたが、「高いワイン慣れ」をして「いい加減な飲み方」で残念な味わいを感じてしまっている方も多いですね。

或いはお手頃なワインも大好きな人達とテーブルを囲んで、妥当な飲み方をしていれば最高のご馳走なのです。


また数万円以上のワインに差をつけることは困難です。

ロマネコンティは美味しいワインですが、だからと言って他のどのワインより美味しいということでもありませんし、モンラッシェという白の高いワインを汗だくの身体は欲さないはずです。


では高いワインなど不要か、と言うとそんなことはなく、大事な時や節目の時には「良い役割」をしてくれるのです。


そむりえ亭では「特別に高いワイン」は基本的にお出ししません。

が、ご相談には乗ります。

「今度、こんなワインを買おうと思うがどうか?」とか「アレとソレではどちらが〇〇なシチュエーションに合うのか?」などなど・・・・

ご遠慮なくどうぞ‼


              樋口誠
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