Something Days

旅行、ドライブが大好きでレガシィB4に乗ってる新入社員のブログです

クラッチマスターシリンダー OHの巻

2010年12月12日 | 車ネタ
さて、昨日は一年間ずーっとだましだまし使ってたクラッチマスターシリンダーをオーバーホールしてみました
このご病気、MT車は必ずなるそうで
父上が昔乗ってたミニクーパーとかすぐにオイルが漏れ出してくるそうな


以下、駄文、ピンボケ画像多数で作業手順をお送りいたします

まずはマスターシリンダーを車体からはずさねばなりません
マスターとクラッチペダルをつないでいるピンをはずします

これは足元にもぐってペンチで簡単に取れます
ただ、ツナギ着て足元もぐってると近所の方から「またなんかやっとる・・・」みたいな視線で見られます(笑


こちらがそのピンとクリップです

さて、次はマスターからフルードを抜いて、ナットとパイプをはずします
パイプですが、フレアナットになってるのでスパナではなく専用のフレアナットレンチを使います
スパナでもできるみたいですがなめたらシャレになりませんしね



はい、こちらがフレアナットレンチ
たぶんホームセンターには売ってないかな?
マニアックな工具屋さんに行くとあると思います

しかし、ここR32の場合大変狭く、作業しにくいです


ここの下のナットなんですが、サージタンクやらブレーキのパイプが邪魔してなかなかネジがまわせません

そ・こ・で



じゃじゃーん
フレキシブルフレアナットレンチ!
もうね、これ考えた人天才かと思いますね
スムーズに作業が進みます!



はい、パイプが外れた構図です
外れたら残ってたフルードがもれてくるので注意が必要です

で、後は・・・


12のナットが2つで留まってるだけなんでメガネでちょちょいとはずして終わりです



床が丸見えですね(笑

で、次はマスターをOHするだけです



取り外したマスターです


これがリザーブタンクなんですが、汚い・・・
ヘドロみたいな色してますよね

自分はリザーブはずして、プッシュロッド、カバー、スナップリング、ピストンのストッパー、ピストンの順にばらしました
まぁ、普通か


新旧のピストン比較です
端のゴムがへたって平らになってるのがわかります
こりゃもれるわけだ

で、OHキットの部品を使いつつ元通り組んで行きます


ピストンとプッシュロッドのあたるところはしっかりとグリスを塗ります

で、この作業一番の難関
スナップリングをマスターからプッシュロッドが出ないようにつけるんですが、片手でロッド押しつつ片手でリングはめるのが大変難しい
というか、どちらも硬いので手が・・・

そこで・・・


U字ロックでチートです(笑
これなら両手で作業できます
ちなみに幅7センチぐらいのがフィットします



うん、はまりました
これが終わるとこの作業がほぼ終わったに等しいですね

で、プッシュロッドを元の位置に戻して・・・



はい、完成
それにしてもブレクリが冷たくて凍傷起すかと思いました・・・

後は車体につけてエア抜きするだけです

自分はパイプつけて、プッシュロッドとペダル接続してからナット締めました
パイプ、しっかり締めないとフルードがもれますのでフルード入れる前にもう一度チェックが必要です

で、エア抜きですが、マスター、オペシリ、分岐管の順で行いました



マスターはさすがに近いだけあってすぐに抜けます
リザーブが小さいので5回踏むとほぼ空になります
空にしてしまうとまた一からやり直しなので注意が必要です


これがオペシリ
ちなみに自分は一人寂しく作業したのでワンウェイバルブ使いました
やっぱりエア抜きは二人のが効率いいと思います

で、エアが抜けたら各部もう一度締め付けの確認をして作業終了です

これによってどうなるかって、フルードがもれなくなる、ただそれだけです
が、やっぱりもれてるならやっといたほうがいいですね
自分の場合、最終的に2週間でリザーブから半分ぐらい抜けてしまうって状況でしたので・・・

ただ、どうもプッシュロッドの位置が違ったみたいで、ミートポイントに違和感が・・・
また調整しなければなりませんが、今の位置で慣れるってのも手です(笑

※もしこれ見て作業されるって方、いらっしゃいましたら自己責任でお願いいたします


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