我想一個人映画美的女人blog

新作&DVD映画レビュー&温泉&セレブゴシップ+たまーに日記★
I hope you enjoy my blog;)

フルートベール駅で/FRUITVALE STATION

2014-03-23 01:24:10 | 劇場&試写★6以上

 

 

2013年のサンダンス映画祭で、作品賞と観客賞Wで受賞

(正直、サンダンスもカンヌで選ばれるものもあまり好みじゃないこと多いけど)

 

2009年1月1日にアメリカ・サンフランシスコで実際に起こった射殺事件を題材に

主人公オスカーの最後の一日を追った作品 。

 

 

黒人の青年が無抵抗なままに白人の警官に射殺された。

地下鉄フルートベール駅のホーム。

その一部始終は居合わせた地下鉄利用客らによって動画撮影されていて、

オスカーが完全に無抵抗な状態だったことが明らかとなり、全米中に衝撃をもたらした。

 

 

全く何もしていなくても、黒人やヒスパニック系の若者たちは

普通に職務質問され、所持品検査され チェックを受けることが地区によって多くあった

わずか数年前。抵抗しただけでカッとなった警官が何もしていない一般市民の若者を射殺だなんて

本当にいたたまれない話だ。

 

 あまりにも理不尽すぎる

警官の汚職やアメリカの警察の酷い現実など映画によく題材としても使われるけど本作も、

こんな事件が実際起っていたのだから許せない。

 

メガホンをとったのはこれがデビュー作となる、ライアン・クーグラー監督。

事件が起こった当時、監督は主人公オスカーと同じ22歳。

監督はオスカーと同じサンフランシスコのベイエリア、オスカーの母親と監督の母親は同じアパートに住んでいたということで

撮るに至ったらしい。

クーグラー監督が「僕がこの映画を作りたいと思ったのは、オスカーの物語につながりを感じたからです」

 制作に、フォレスト・ウィテカー。

 

22歳にしてパパ、オスカーには「クロニクル」で注目を浴びたマイケル・B・ジョーダン。

 

 オスカーの母親にはオクタヴィア・スペンサー。

 

顔が既に悪人、ケヴィン・デュランドは「LOST」や

リアルスティール」などでも悪役。

 

 

 

6/10(60点)

 

 

その1日がドラマティックであるとも言われてるけど、

オスカーという青年の普通の死に至るまでの1日を描いているので

普通に生活しているシーン、娘とのやりとり、母との関係が淡々と描き出され

正直半分以上は退屈だったんだけど、実話ということで映画としてとりあげることで

そのようなことが現実に起きたんだと観る者に訴えることの重要性。

そういう意味でも監督は撮るべきだと思ったんだろうし

二度とこういうことは起きてはいけない、と強く願うのだけど

どうもまだまだ現代においても人種差別からくる悲劇、とくにありえない馬鹿な警察による

事件などは後をたたないんだろう。

そういった問題提起を投げかけている作品でもある。

 

 

 犬の死に目に目撃するシーンは現実にあったことではなく、

1日の出来事の中に付け加えた部分らしい。

 

エンドロールでは本物のオスカーの写真や

娘たちが抗議運動に参加してる映像も出てくる。

殺人罪で逮捕されるべき撃ったその警官は過失致死罪で懲役2年のところ9ヶ月ででてきたとか

酷すぎる。

 

奴隷制度はなくなったと言っても今でも現実に何にもしていなくても

黒人たちは無意味に殺されている。 何とかならないものなのか。

 

サンフランシスコのベイエリアに暮らす22歳のオスカー・グラント。2008年12月31日の朝、彼は恋人ソフィーナと4歳になる愛娘タチアナとともに目を覚ます。その日はちょうど母親の誕生日でもあった。さっそく母親に“おめでとう”の電話を入れる。前科もあるが、根は優しい青年。いろいろと失敗も多い人生ながら、今度こそ良き夫、良き父親になろうと心に誓うオスカーだったのだが…。

 

 

 公式サイト 

FRUITVALE STATION      2013年  アメリカ    85min

3月21日より公開中〜

 

 

カンヌ国際映画祭にて。

 

 

 

 

『映画』 ジャンルのランキング
Comments (10)   Trackbacks (14)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« あなたを抱きしめる日まで/PHILO... | TOP | ランナウェイ・ブルース/THE MOT... »

10 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (lilyrose)
2014-03-23 01:42:02
はじめまして!lilyroseです。
かなり前からちょくちょくお邪魔してたんですが、このたびブログ&ツイッターを始めましたので、リンク&フォローさせていただきました。
これからよろしくお願いします。

ヘイトクライムが適用されてもいい事件では?と思います。
自由の国とうたいながらも、心の奥底に潜む差別や憎悪が恐ろしい国でもあります。
私自身ちょうど銃乱射事件が多発していたときに留学していたので、犯人がアジア系だったときは気が気じゃなかったです。

最近は海外ドラマにお熱ですが、こちらのブログを拝見しているとあれも見たいこれも見たいと、映画熱も復活します。

まだまだ寒い日が続きますが、お体に気をつけて。
これからも映画情報を楽しみしています。
気になってた作品 (ノルウェーまだ〜む)
2014-03-23 10:32:54
migちゃん☆
ちょびっと気になっていた作品だけど、わりと普通?
あえて淡々と・・・なのかもしれないけど、そこが大事なのかなぁ。
現代にも続く差別は本当に哀しいことだけど、少しずつでも改善されていく歴史に期待したいね。
lilyroseさん★ (mig)
2014-03-23 23:50:11
丁寧なコメントとTwitterフォローもありがとうございます
うれしいなー。

わあ
海外でそんな怖い思いをしてるんですね。
この映画では後半は本当に酷い理不尽な話でしたが
それも実話ということで恐ろしさ倍増。
わたしも海外ドラマ大好きです。
色んなのにハマっていまはすっかりウォーキングデッドです★

こちらでも、ツイッターでもよろしくお願いしますね


まだーむ★ (mig)
2014-03-23 23:53:06
あれ、ちょびっとだけ気になった?
これはなかなか良い作品というか、
実話だから世に知らしめるために撮ったというのが
大きいし意義があるのかも
日常を淡々とだから観てるときはつまんないけどラストの方が惨かったわ
来たよ☆ (maru♪)
2014-03-24 01:15:38
これ気になってたんだけど、
昨日の映画ファンピザ会で見てきた人の感想でドキュメンタリーっぽいと聞き、
DVDでもいいかなぁと思ってたトコ(笑)

うーん・・・ やっぱりDVDでいいかなぁ
maruちゃん☆ (mig)
2014-03-24 01:44:43
うん、そうだねー
DVDでもいいわぁ  
アナも観たかったけどDVDでいいかなぁって★
maruちゃんはドンジョン、ジョセフだから見逃さないようにね♪玉三郎みたんだね!
こんばんは (ノラネコ)
2014-03-25 23:36:51
この事件が起こったのは私も良く知ってるところなんで、余計に悲しかったです。
メディアやSNSがエスカレートするなか、この作品の冷静なスタンスは逆に印象に残りました。
彼を撃った警官も、単に刑罰の重さだけでなく、大変な苦しみを受けたはずです。
以前裁判前の警官のインタビューを観た事がありますが、憔悴しきっていて、ウソを言ってるようには思えなかったですね。
こういう事件は皆を不幸にしてしまうのだと思います。
ノラネコさん★ (mig)
2014-03-26 12:13:17
すごいですね、ちょうど住んでた地域だったなんて。
なるほどね。
でも警官は映画の中では明らかに、警官の勝手な感情によるミスというか
咄嗟に撃ったということになっていましたよね。
そのあたりは適当には描かないでしょうから
監督の入念な取材によるものだと思うし
無抵抗な少年をいきなり射殺したという罪の重さが
もう哀しく、惨たらしい事件だと思えます。
こんばんわ (にゃむばなな)
2014-03-26 23:51:07
アメリカ社会からすれば我々日本人も黒人と同じ有色人種。
ということは場合によっては、こういう悲劇に巻き込まれることもないとは誰も保証してくれないのでしょうね。
そう思うと、物凄く怖い映画にも思えましたよ。
にゃむさん☆ (mig)
2014-03-28 10:48:10
そうなんですが、やはり黒人への偏見は
私たちアジア人へのそれとは
また別格に違いますよね、
NYでは随分と治安良くなり、ブルックリン
でも夜中に歩けるけど
上のハーレムの方はまだまだ怖いです
日本も治安悪くなってきていて怖い

post a comment


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

Related Topics

14 Trackbacks

Trackback  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
フルートベール駅で (映画のメモ帳+α)
フルートベール駅で(2013 アメリカ) 原題   FRUITVALE STATION 監督   ライアン・クーグラー 脚本   ライアン・クーグラー 撮影   レイチェル・モリソン 編集   クローディア・S・カステロ マイケル・P・ショーヴァー 音楽   ルートヴィッヒ...
フルートベール駅で/僕はこうして殺された (映画感想 * FRAGILE)
フルートベール駅でFruitvale Station/監督:ライアン・クーグラー/2013年/アメリカ さよならも言えぬままに 試写で鑑賞。公開は2014年3月21日です。 実際の事件を元にしていますので、概要の時点でネタバレになりますね。 あらすじ:理由なく殺された黒人青...
フルートベール駅で・・・・・評価額1700円 (ノラネコの呑んで観るシネマ)
明日は、もうやってこない。 2009年の1月1日未明、サンフランシスコ・ベイエリアのフルートベール駅で、丸腰の黒人青年オスカー・グラントが警官に射殺された事件をモチーフにした人間ドラマ。 特定人種への偏見が事件の一因である事は確かだが、単に人種差別を告発し...
『フルートベール駅で』 (2013) (相木悟の映画評)
静かで熱い、深刻な問題提起を受けとめるべし! 時に埋もれていた事件に光を当て、大きなムーヴメントを起こす映画の社会的ポテンシャルをまざまざと思い知らされる良作であった。 22歳の黒人青年が白人警官に銃で撃たれて死亡し、全米で大きな波紋を起こした実在の....
『フルートベール駅で』 (こねたみっくす)
信じ難い悲劇。これが現代アメリカの恐ろしさ。 2009年1月1日に無抵抗のまま警察に射殺された22歳の黒人青年オスカー・グラントの最後の一日を描き、第29回サンダンス映画祭で作品 ...
フルートベール駅で (佐藤秀の徒然幻視録)
公式サイト。原題:Fruitvale Station。フォレスト・ウィテカーら製作、ライアン・クーグラー監督。マイケル・B・ジョーダン、メロニー・ディアス、オクタヴィア・スペンサー、アナ・オラ ...
「フルートベール駅で」:a day in the life (大江戸時夫の東京温度)
映画『フルートベール駅で』はサンダンス映画祭作品賞&観客賞→カンヌ他でも受賞とい
「フルートベール駅で」 (ヨーロッパ映画を観よう!)
「Fruitvale Station」2013 USA オスカーに「陽だまりのグラウンド/2001」「クロニクル/2012」のマイケル・B・ジョーダン。 ソフィーナに「僕らのミライへ逆回転/2008」のメロニー・ディアス。 ワンダに「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜/2011」「フライペーパー...
フルートベール駅で (映画好きパパの鑑賞日記)
 2009年1月1日未明、サンフランシスコ郊外のフルートベール駅で、無抵抗の黒人青年オスカー・グラントさんが、白人警察官に射殺される事件がありました。その事件を、同世代(27歳)の黒人監督が見事に映画化。ただ声高に叫ぶのではなく、淡々と描いているのが、かえっ...
最後の一日〜『フルートベール駅で』 (真紅のthinkingdays)
 FRUITVALE STATION  サンフランシスコに住むアフリカ系青年オスカー・グラント(マイケル・B・ジョー ダン)は、前科はあるが気のいい好青年。遅刻癖のために解雇されたり、浮気 症がもとで恋人と諍いがあったりと、人生に多少の問題はあるものの、彼...
フルートベール駅で ★★★.5 (パピとママ映画のblog)
2009年1月1日、22歳の黒人青年が警察官に銃で撃たれて死亡した事件を基に映画化し、映画祭や賞レースを席巻したドラマ。新年を迎えようという12月31日、家族や友人といつもの日常を過ごす青年の姿を描き、突然この世から去った彼の運命の残酷さやはかなさを浮き上がらせる...
映画『フルートベール』を観て (kintyre's Diary 新館)
14-34.フルートベール駅で■Fruitvale Station■製作年、国:2013年、アメリカ■上映時間:85分■料金:1,800円■観賞日:4月12日、新宿武蔵野館(新宿)□監督・脚本:ライアン・クーグラー◆マイケル・B・ジョーダン◆オクタヴィア・スペンサー◆メロニ...
フルートベール駅で (ダイターンクラッシュ!!)
2014年5月7日(水) 21:30〜 ヒューマントラストシネマ有楽町1 料金:1100円(水曜サービスデー) パンフレット:未確認 昔ヤンチャとかで済まない。 『フルートベール駅で』公式サイト 「昔は、俺もヤンチャでさ。」とか、取るに足らない自慢をしている奴は、自...
死までの彼は、 (笑う社会人の生活)
10日のことですが、映画「フルートベール駅で」を鑑賞しました。 試写会にて 2009年1月1日、サンフランシスコのフルートベール駅で22歳の黒人青年オスカー・グラントが 警察官に銃で撃たれて死亡した事件を基にしたストーリー もはや悲劇となるストーリー、ラスト しか...