待ってました やっと久々にオススメできる怖面白ホラー
全米最大のジャンル映画の祭典、ファンタスティック・フェストで最優秀作品賞
ほかで世界中の注目を集めた
お気に入り「トロール・ハンター」のノルウェー人監督、アンドレ・ウーヴレダル監督作、初のハリウッド作品!!
製作にはフレッド・バーガー。
ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」(03)<アカデミー脚本賞>
「マリー・アントワネット」(06)<アカデミー衣裳デザイン賞>などのプロデューサーを務める。
近年ではアカデミー賞最多6部門を受賞した「ラ・ラ・ランド」(16)も手掛けている。
「ジェーン・ドウ」とは、身元不明者に一般につけられる名前で、
名無しの権兵衛にあたる、英語でジョン・ドウ。(男性)から由来、女性の死体だとジェーン・ドウらしい。
とある家の地下から、全裸の美女の死体が出てきた。
死体検視官の親子の元に運ばれてきたその死体は、何かがおかしかった、、、
検視官の父親、トミーにブライアン・コックス。
とその息子、オースティンにエミール・ハーシュ。
ビビリな息子だけど、死体安置所で働く。
パパの仕事手伝いとはいえそれだけですごいよ。
興味深い死体が届くとデートもお預けにしてお手伝い。
恋人エマに、オフィリア・ラフィボンド。「ガーディアンズ・オブ・リミックス」(1作目にもちょい出演)
解剖を進めていくと、出てくる出てくる、ヘンなもん
そして、死体安置所という中で起こる怪奇現象
「人は誰でも秘密がある。」
っていったって、こんな秘密は普通の人にはなかなか暴けまい。
ジェーン・ドウ役は、モデルのオルウェン・ケリー。
さすが、死体も美しい。
ずっと寝てるだけだけど、場面によりいろんな表情を見せる。
(しかし顔と作り物ボディとの切替で見せるも、安っぽくないからリアルな怖さが!)
ここだってあんなことになってるし!
8/10(84点)
期待してたけど、期待裏切られず
面白かった〜!!怖い映画がほとんどないって豪語してるわたしが、
滅多にないドキドキを感じてしまうほど。
ありそうでなかった 解剖を丁寧に見せつつ、ここがこの状態だから
こうだったのだろうと検視、推測していくその仕事の過程を覗き見る感覚。
この、ジェーン・ドウが何者か。死因を突き止めようとするうちに
ヒントとなるアイテムが次々出てきて、同時に普通じゃない現象までも体験する。
二人と一緒にわたしたちまでその恐怖を共に体験。
「トロール・ハンター」同様、リアルな演出に、ビビリの方が観るとちびっちゃうかもよ
でも、そんな人にも是非体感して欲しいのだ
死体安置所で起こる、説明不可能な恐怖の畳み掛け
ホラーの恐怖を煽る細かな演出が秀逸。
そして、ほぼ親子二人と一つの死体だけしか出てこないし
死体安置所で全てが行われるという密室劇という中で、逃げられない恐怖が襲う。
ブライアン・コックスとエミール・ハーシュの素晴らしいキャストと演出。
死因を巡るミステリー要素✖️ホラーとしての恐怖のバランスがお見事
時間も88分としつこすぎなくていい。
最初から最後まで無駄なく見せるから飽きさせずにグイグイ引きこまれる。
映像も美しく、効果音や音楽の使い方、鏡やハエの使い方まで素晴らしい。
オチや脚本の面白さってよりも、怖さを体感する映画
だから絶対真っ暗な状況でみないとこれは!
仕方なく部屋で観るならできればエアコン効かせて、PCじゃなくてテレビでもできるだけ大画面で!
明るい部屋でDVDで、なんて面白さ半減どころか全くなくなっちゃう。
ここからちょこっとだけネタバレ
外傷はなく、きれいなままの死体。なのにふたを開けてみると
骨はあちこち砕けてるわ、歯が1つなくてそれが意味不明の文字が書かれた布に包んで胃から出てくるわ
膣内は傷だらけ、肺は真っ黒。
ジェーン・ドウが何者か。そして、一体なぜ殺されたのか。
全ての根源はこの死体のせいだと気付き死体に火をつけるが、
部屋に火がまわり逆に危ない目に。
そしてジェーン・ドウは無傷なまま。
結局のところ、魔女狩りの話に着地するのでそこは急に
「魔女系」ジャンルか。と非現実的になり冷めちゃうようなところもややあるけど、
一貫して、最後まで解剖を続けようとする主人公たちを追うというのが面白い。
そして呪いは復讐に変わる。
口で説明しても仕方がない作品なので、 笑 興味ある人にはみて欲しい
残念ながら全国上映はないみたいなので、近くの劇場で見られる人は是非お見逃しなく!!
トロール・ハンター同様、小さな画面じゃもったいない。
そして、ホラーファンは全員、必見
あ、そうそうデルトロ監督まで。
お気に入りだそう❤︎
『ジェーン・ドウの解剖』
ある日、検死官のトミーとその息子オースティンのもとに、そんな身元不明女性の全裸死体ジェーン・ドウが運ばれてくる。その死体は不可解な猟奇殺人事件の現場となった屋敷の地下室から発見されたものだった。さっそく検死に取りかかるトミー。外傷は見られなかったが、解剖を進めてみると次々と不可解な事実が明らかとなっていく。死因が一向に突き止められないまま、ジェーン・ドウをめぐる謎ばかりが深まっていくことに困惑を隠せないトミーとオースティンだったが…。
THE AUTOPSY OF JANE DOE 2016年 アメリカ 88min
5月20日より、公開中〜
こらこら死体で遊んじゃダメ