So many stars

~Keiko ONO~Diary

2016年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム
おすすめしてもらって、ロケットを作ってらっしゃる植松努さんの講演の動画をみました。
「思いは招く」
2時間くらいあるから歯ブラシしたりお料理したり雑巾がけしたりしながら見たのだけど、
淡々とした素朴な語り口と信念のこもった言葉が心に響いて気がついたら雑巾がけ忘れて引き込まれてしまった。
しかも、わざとですかーというくらいの素朴なルックス。きゅん。きゅん。

自分がロケットを作るのは、この世から「どうせ無理」をなくしたいからだ。
多くの人が「どうせ無理」と夢をかなえられない方法ばかり教わって大人になる。
だから子供にも同じことを言ってしまう。
それどころか、自信をなくした大人は弱いものをいじめることで生きていこうとする。
それは、植松さんが虐待された子どもたちに接して辿り着いた現実。
だからご自身は、子どもの頃学校の先生やまわりの大人に言われた
「ロケットを作るなんて、よっぽど頭がよくなければできない、お金もかかる、どうせ無理だ」
そんな呪いの言葉を打ち消すように、どうしたらできるだろうか?とひとつずつ丁寧に考え失敗を経験に変えて今ロケットを作っている。
やったことがある人は「無理」とは言わずやり方を教えてくれる。
専門教育を受けていなくても、やり方さえ知っていれば誰にだってロケット作れるんですよとの衝撃の言葉でした。
すごく温かな印象の方だけど、考え方が非常にロジカル。

夢についての的確な分析もよかった。
野球選手になりたい、歌手になりたい、お医者さんになりたい、弁護士になりたい。
それはなぜか?と自分に(あるいは子どもたちに)聴いてみることだと。
野球選手になりたいならずっと野球を続けていればいい、
歌手になりたいなら今ここで歌えばいい、
ただそれだけのことなのに、それで食べていけるのか、認められるのか、といろいろついてくるのが私たち人間。
医者や弁護士になりたいのか、それとも人を助けたいのか。
人を助けたいなら医者や弁護士にならなくてもできる。
~になりたい。を
~がやりたい。にしたらどうかというのが植松さんの考え。

それでも~になりたいにこだわってしまうなら、それはどうしてだろう。
親が言うから(今、こういう子どもが本当に多いそう)、
目立ちたいから、人に認められたいから、必要とされたいから
きっと何か本心があるはず。
目立ちたいのも、親や他人に認められたいのも自然な人間の気持ちだから、悪いことじゃないと思う。
悪いのは、本心はそう思っているのに無自覚で夢と思い込んでいるものを追いかけて
どうせ無理なんだと自信をなくして苦しむことなんだと思います。

「本当に愛するものは、自分を不安にさせたり迷わせたり悲しませたりしない、強くしてくれるものなんだ」
サンバにそんな歌の歌詞があったけれど、まさにその通りだなぁ。
歌を歌うことは私を強くしてくれる。
ライブがうまくいかなくて落ち込んだり、お客さんももいなくて…ということもあるけど、
そういうところで悲しくなるくらいなら、自分が何を音楽に求めているのかちゃんと気付かなきゃいけないんだわ。

ただ、「カッコいいから」という理由で「なりたい」という夢もあるでしょう。
それならどんな時もそのままカッコよく貫きたいよね。大変なこともいっぱいあるでしょうけど。
昨日、呼吸のレッスン2クール目の初日に行って、先生がこんなことおっしゃってた。

呼吸というのは、これまでの生き方すべてあらわれるもの。
だから呼吸がうまくできないのは、これまで丁寧に生きてこなかった、強欲に生きてきた、人の気持ちを考えることをしなかった、ということ。
練習すればそのうちそういう生き方ができるようになるのだから、今は他のことでしのげばいい。
例えば、ずっと笑顔でいるとか。
でも、徹底してやらなきゃいけませんよ。

いっぱい吐かなきゃとずっと思っていたけど、それも欲の一つなのだということがショック。
そのせいで自分が辛くなっているのに気付かなかったなんて。
思えば、声楽のレッスンはいつもそうだった。辛くないと歌っている気がしなくて。
20年くらいの前のいろんな記憶を思い出してしまいました。
昨日の呼吸のレッスンはとにかくたくさん吐けなくても吸えなくても、気持ち良くだけ意識していたら、
本当に気持ち良すぎて途中で何度も眠ってしまった。。。。こんなことでいいのかしら。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 手帳2017 | トップ | I wanna do… »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。