So many stars

~Keiko ONO~ Samba/Bossa Nova
ヴォーカル小野敬子のInformation&Diaryです。

おもいで

2017年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム
今週は火、木、金と三回も舵輪にお手伝いに行く。ひぇー。

この週は運悪く誰もいなかったのだそうで。
マスターも出演者のブッキングに加え、この冬はお手伝いのブッキングもあって大変だなぁと思って空いてる日はお引き受けしてしまった。

昨日は南ひろみさんのトリオ。南さんの声はいい。
ギターのジーザス杉山さんとも久しぶりに会えた。
ちなみに本名は杉山泰史さんですが、端正なお顔立ちと長髪と少し面やつれした感じがあまりにもキリストに似ていることから(笑)みんなジーザスと呼んでしまいます。
お人柄もキリストみたいに穏やかでやさしい方です。
杉山さんとばったり会う時は十中八九私が泥酔しているので、たまにはきちんとしたところを見せなければ。

南さんの歌は、実は舵輪で知り合う前に偶然ライブでお聴きしたことがあるのでした。
学校卒業したばかりの20代の頃、一生の仕事として音楽療法士になる勉強をしようとしていたとき。
忘れもしない、とある音楽療法士の方を頼って遠い遠い病院に見習い雇用の見学に行き、
日本の音楽療法と病院の現場にいろいろびっくりして、
自分が学校でやってきた音楽だけじゃなんにもならんことを直感し、
心身ともにへとへとになって都内に戻ってきた日でした。
ちょうど、当時伴奏してもらっていたピアニストの方から、
四ツ谷の天窓というライブハウスに出るから聴きにこない?と誘われていて、心身喪失のまま寄ったのでした。
そこで歌っていたのが南さんでした。
当時まだジャズではなくてオリジナルのポップスのステージでした。

大学の音楽療法の授業で教えてらっしゃった生野里花先生の本にあった
「音楽療法士自体が音楽と仲良くなっておくこと、あるいは仲直りすることこれが何よりも重要」という文章を、
ライブを聴きながら思い出したのでした。
音楽は無理するものでも、人に押し付けるものでも、自分を大きくみせるためのものでもなくて、
ただただ音楽を音楽としてだけ伝えたいなぁと、その時に思いました。
そして、まずは自分が音楽ともっと仲良くなろうという気持ちになって、
音楽療法の見習いにはならず、自然にジャズやポップスに興味がわいてきて、
アフリカの楽器を習ったりインドやアラブの音楽に夢中になったりしながら、南米にたどりついたという。
一歩踏み入れてみると、世のミュージシャンはダメな人もだらしない人も最低な人もいっぱいいて(もちろん素晴らしい人もいます:笑)
でもやさしくて純粋に音楽していて、みんなが私の先生であり音楽療法士でした。

そんな遠くのことではないけれど、南さんに会うといつも懐かしく思い出します。
同じ店で歌うようになるなんて思いもしなかった。
人と人のご縁て不思議ですよね。


とあるお店の開店25周年の花輪から縁起ものだからと分けていただいたバラ。
大輪の花にキラキラがついていて、文字通り眩しい。
糠床の隣でもまったく庶民的にならないこのオーラ。
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