So many stars

~Keiko ONO~Diary

サモスココス「ヘレネ」終わりました。

2016年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム
おかげさまで、アンサンブルサモスココスatハクジュホール公演が終了しました!
興味を持ってくださった方々、聴きに来て下さった方々、本当にありがとうございました。
「ブルガリアンヴォイス」を思い出しましたと、(一定以上の年齢の方々が笑)言ってくださいました。
そうなんです。サモスココスが結成された当初、ブルガリアンヴォイスのような声のうねりを目指していました。
音の渦の中に身を置いた時の振動に力づけられました。
人の身体、声って面白いですね。
辻田暁さんのダンス、本当に素晴らしかった!人が踊る姿にこんなに心動かされるの初めて。
彼女のダンスには余計な飾りがない。
歌も一緒だなぁと、いつも背筋が伸びます。
今回、リーダーの波多野睦美さんから何度も言われていたのが、
「ステージで自分を盛らないこと」
でした。
髪型、メイク、衣装、もちろん歌。
髪の毛が時間とともにどんどん広がってくのが気になったけど、そのままでいいと言われたので、もういいやって。
生きている延長線上に舞台がある。
辻田さんも睦美さんもほんっとうにいつものまんま!でした。
私は、、、ボビイブラウンのベージュの新しい口紅使っちゃった。というちょっぴり盛る行為をしてしまったことをここに告白します(笑)

辻田さんの動きのワークショップで
「毛穴で感じ合う」というのがありました。
目を閉じて相手の熱や発せられるなにかを全身で感じる
こちらも毛穴から出すイメージで相手に伝える
その練習が生きたと思います。
本当に熱いのよ~。
そしてだんだん見なくても誰の気配かわかるようになってくのが面白い。
みんなの熱がとけあって、目に見えない何かの輪が私たちを繋いでくれていたみたい。そんな感覚でした。

そして、「動機」ということ。
この声を出すのはどうして?この動きをするのはどうして?
何がそうさせるのか?
ここを明確にしておかなければ意味がない。
楽譜にあるからそう歌うんじゃなくて、身体の奥からの動機がなければならない。
身体が先、歌はあと。

学んだことがたくさんあります。
単に難しい曲をやって勉強になったというだけでなく、
自分がこれからも歌っていく糧になりました。
ほんっとうに大変だったけれどね。

いつもながら、全国を公演で飛び回りつつ、雑誌の原稿を執筆しつつ、レッスンしつつ
そんな中でサモスココスのスケジュールと練習内容を管理して。
サラリと大変なことをしてしまう波多野睦美さんに感謝の気持ちでいっぱい。
それから尊敬するメンバーのみんなと一緒に歌えたご縁に感謝です。

打ち上げでの高橋悠治さんのお言葉。
「揃っていなかったところが良かったのでは」

写真、載せておきます。本番前のGPの時のです。
撮影はダウランドアンドカンパニイの圭子さん。お世話になりました。



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製本コワイ

2016年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム
普段、楽譜を持って舞台に立つということをしないので、
楽譜の製本というのが私にとってはもう恐怖。
みんなはなんであんなにきれいにできるのでしょう。
昨夜GPが終わって、帰宅して21:00。
ごはんを食べて、さあ製本。
と思っただけでもう気持ちが負けている。
疲れて眠ってしまい00:30頃起きだして、もう観念して作業を進めるのですが。
まっすぐとめたはずが少しずつずれてるとか、とめなくていいところを繋ぎ合わせてたりとか、
もう泣きたい。
みんなが普通にできることが、なぜか私だけできない。
幼稚園くらいの頃から心の中でずっと感じてきたそんな思いがわいてきて、
真夜中の静かさも手伝って、私のなかでインナーチャイルドが涙を流す。
といったらオーバーかもしれないけど、本当にそんな気持ち。
アンサンブルというものは、とくに畑が違うことをする時にはなおさら
今まで気付かなかった自分の癖や他の人との違いをいちいち感じずにはいられない。
それもまたアンサンブルには付き物なんだけれど。

怒涛の製本。終わったのが3:00。
この時間で全部暗譜できてたんじゃないかと思うくらい。
写真は載せられません。。。

真夜中に製本しながら心の中の不安や自己嫌悪をどろどろ見つめたら
少しすっきりしたかな。
そうか製本というのはこういう時間を過ごすためのものなのか。

本日、若干の当日券が出るようです。
ハクジュホール18:30開場 19:00開演です。
代々木公園(もしかしたら、代々木上原ってご案内してたかも!!!代々木公園が正しいです!)または代々木八幡が最寄り。


----live------♪------------
◆10月1日(土)舵輪(浅草)
20:00~
with/岩谷耕資郎(ギター)畠山美津子(フルート)

◆10月7日(金)ノチェーロ(六本木)
with/鈴木厚志(ピアノ)

◆10月21日(金)ポルト(日暮里)
with/外園健彦(ギター)

◆11月5日(土)舵輪(浅草)
with/長澤紀仁(ギター)長岡敬二郎(パンデイロ)

◆11月29日(火)エスペトブラジル(大塚)
with/町田謙介(ギター&ヴォ-カル)長岡敬二郎(パンデイロ)

----♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦---
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山椒とジャコの引力

2016年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム
さくっとランチで食べられるものと言えば、おにぎり。
最近コンビニばっかりでもう一通り食べつくしてしまったので、
今日はご飯を炊いて手作りしてきました。
具は、ちりめん山椒と梅。
マルシェで香りのいいパンチの利いた国産の粒山椒を買ってあったので、
ちりめんジャコとみりんを買いに行って。
大好きなんだよねーー。ちりめん山椒。

先に山椒をお酒と鰹だしとみりんとお醤油で煮て佃煮風のものを作っておいて、
そこへお湯をかけて塩分を抜いたジャコと酒、醤油、みりんなどなど投入して
弱火でじっくり煮ていく。

分量を完全に間違えてしまって、山椒の中にちりめんジャコがいる配合。口が痺れる(笑)
意を決してお箸で一粒ずつ山椒をすくいだす。
私のやることは無駄が多い!
が、これであと1kgくらい大好きなちりめん山椒が作れそうです。


今日がサモスココスのHP(はーペーと読む。ハウプトプローベのこと。ドレスリハーサルと言いましょうか。)、
明日がGP(げーぺーと読む。ゲネプロ、ゲネラルプローベ。本番通りの通し稽古。)
ドイツ語。jazzmanが5000円札をゲーセンと呼ぶのも同じ語源ですね。
そして明後日本番です。

土曜のサンバのレッスン受けてからすごく声が出しやすい。
一生懸命グル―ヴを作ろうとする私に、
グル―ヴは「作る(make)」んじゃなくて「あるかどうか(have)」だ。
という。
全部引力だよ。と。
レッスンへ行って哲学的な話を聴き、心の中を全部打ち明けて、音楽のことを話し、師匠のギターで歌う
そういう時間を過ごすと細胞が生き返って本当にありがたいなぁと思います。
もう、セラピーだわ。といつも思います。
ヴォイストレーニングをする訳じゃないのに、曲と自分の声とグル―ヴがぴったり調和すると、
ちゃんと声が響いてあぁこれがサンバだと思う。
「きれいな声」というのは鈴が鳴るような声で私とは縁がないわと思っていたけれど、
うまく調和した時に「きれいな声だ」と言われると、きれいかどうかというのは人が決めることじゃなくて、曲が決めるのだとわかる。
サンバはバッハからの流れをその音楽に汲んでいるから、やっぱり人間の私利私欲から離れなければいけないのですね。

28日のクセナキスもそんな感じ。
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お休み

2016年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム
でございます。今日!ヽ(´▽`)/

連日頭の中がクセナキスでいっぱいですが、
今日はサンバの歌のレッスンへ行って、夜はJazzを聴きにいく。
明日からまた頭の中がクセナキスになるので、今日だけ休ませてあげよう。
今月はせっけんをいろんな方にいただいて、日替わりで枕元に置いていい香りと一緒に寝てます。


そして、ストレッチ。
踊るからね、ハクジュホールで(笑)
昨日の稽古では、高橋悠治さんがクセナキスの「ヘレネ」聴いてくださった。
休符、語尾の子音、ラレンタンド、テンポどれひとつとっても調和に必要で、
うまく調和すると、あぁこういう風に演奏する曲なのかと歌っていてとても納得します。
呼吸もものすごく楽なんです。
なんて完璧な音楽なんだろうと思う。
あと3日間の稽古でその感覚をもっと明瞭につかみたい!


----live------♪------------
◆10月1日(土)舵輪(浅草)
20:00~
with/岩谷耕資郎(ギター)畠山美津子(フルート)

◆10月7日(金)ノチェーロ(六本木)
with/鈴木厚志(ピアノ)

◆10月21日(金)ポルト(日暮里)
with/外園健彦(ギター)

◆11月5日(土)舵輪(浅草)
with/長澤紀仁(ギター)長岡敬二郎(パンデイロ)

◆11月29日(火)エスペトブラジル(大塚)
with/町田謙介(ギター&ヴォ-カル)長岡敬二郎(パンデイロ)

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9/28(水)ハクジュホール アンサンブルサモスココス公演

2016年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は神奈川でまる1日のリハーサル。
こんな直前にいうのもほんっとーに私って。。。って思うけど、
見通しがたって来たのを実感しました。
今までは、とにかく曲にアプローチするのに時間がかかってしまい必死でした。
昨日のリハでなんだか「ヘレネ」がいきなりクリアになってきた。(遅すぎるけど)

ギリシャ神話では神々の気まぐれで大勢の人間が涙と血を流す。
現代では、自然災害や政治や経済や、私たち多くの人間はいつも翻弄されていて、嘆いたり怒ったり、そして最後は天に助けを請い祈りながら生きている。
いきなりヘレネが現実のものとしてリアルに迫ってきたのでした。
これに辻田暁さんのダンスが入ると思うとぞわぞわしてきます。

そして、夕方からはその辻田さんがリハに見えて振付をみてくださった。
前日に「座・高円寺」の『ピノッキオ』主演千秋楽ほやほやの!
いつものクリアな表情と身体で、空気が澄みます。
「クリマトーガニ」は来間島の女性たちの歌。この一曲に強くしなやかな女性達の生きる姿がつまっています。

ぜひ多くの方と舞台上で起きる何かを一緒に感じたいと思います。


当日券は18:30よりハクジュホールにて販売予定。(¥3500)
前売り券は¥3000でダウランドアンドカンパニイでお取り扱い中です。tel:042-390-6430
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