So many stars

〜Keiko ONO〜Diary

土曜日、浅草舵輪です。

2016年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム
明日5/28(土)浅草舵輪でLiveです。何卒よろしくお願いいたします。
With 岩谷耕資郎(gt)、長岡敬二郎(pandeiro)
このお二人からもらう音楽性豊かな振動から、たくさんパワーもらってます。
かっけーです。二人を足して割ったような人に私はなりたい。


手の具合は少しずつだけどおかげさまで良くなっています。
温かいお見舞いの言葉をたくさんいただいて、そのおかげで回復しているような気がする。
ありがとうございます。

ピアノのレッスンへ、左手だけ行ってきました。
右手麻痺で優しくしてもらえるなんて期待しないでおいたけど、
やっぱり先生、容赦ない。。。(笑)
裏打ちベース三昧、左手でアドリブソロとか、涙でそう。
でも終わったらちょっとすっきり元気になった。

こんな悲しいことも。
短めフレンチスリーブのモヘアが入った黒のニットを着てたんですが、
暑くて汗かくと、黒モヘアがものすごく自然な感じで脇にふさふさ貼りついて取れなくて。
満員電車で左手で吊革つかんだとたん気がついて、きゃーっと思ったけど、
汗で濡れた細い毛糸をとるなんて、右手はそんな迅速で細かい動きは無理なので、
頼むから誤解すんなよー。フツ―分かるよねー。分かれよー。
と祈りつつ、汗かきつつ、きょろきょろと長い長い時間でした。
もっと堂々としていれば、ムダ毛を生やしたままにしておくワイルドでナチュラルな外人風に見えたかも、
なんて余裕が出てくるのは、たいてい後からですね。。
黒のモヘアのフレンチスリーブ着るお嬢様方、どうぞ気をつけてね。
人生は気をつけなきゃいけないことだらけで、やっぱり気が抜けません。
そして今日はリハビリのために、後ろが全部ボタンの服を時間かけて着てみました。
さて、無事に脱げるのか(笑)

がんばります!

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ブレス

2016年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム
朝起きて呼吸をするのが最近の日課です。
とにかく長く吐くこと。丹田と呼気が繋がってくる感覚になるまで。

そんな朝から始まって、別の病院、今度は整形外科へ行ってみた。まぁなんと混んでいること。
生きてればねー、そりゃどこかしら故障するよねー。
と、なんかしんみり感じ入る。
先生に神経やら筋肉やら説明していただき、腕に赤ボールペンで神経の場所4箇所書かれ、
そこへ電気をあてる治療。
いま、パーができない。キョキと手首を起こすことも。
そんなですが、先生がおっしゃるには、できなくてもやらなきゃだめ。なのだそう。
「だってそんなこと言ったって、どうしてもできないんです。」
一応訴えてみたが、
神経が修復するのは、1日1mm。これじゃ10cm繋がるのに100日かかっちゃうよ。
早く回復させたいなら、できてもできなくても脳から神経に信号を送り続けることが必要。
とのことでした。
ハイ、がんばる(´ω`)

病院のあとは、アンサンブルサモスココスのリハーサル。
実は、今日は9/28ハクジュホールのコンサートチケットの発売日です。
なんと、マネジメントのダウンランドアンドカンパニイさんへ、朝10時にご予約をすでにくださった方がいらっしゃるとのこと。
なんて嬉しいんだろうとみんなで喜んでました。
こちらはチラシの裏面。

もちろんメンバーにも直接御用命くださいませ!

今日のメインは、新進気鋭の作曲家、宮内康乃さんの「breath strati」。
呼吸と倍音に着目した、即興性あふれる非常に興味深い作品です。
作曲家の宮内さんにわざわざお越しいただき、作品のインストラクションをしていただきながら、アプローチしていきました。
呼吸、倍音、振動、感覚、、、歌うということの原点をみた気がして夢中になりました。
すごく気持ちいい。

それから、戸島美喜夫さん編曲の愛知のわらべうた2つ。
わらべうたといえども、すごいアレンジで、
これを歌うときいつもピグミーのポリフォニーの歌を思い出す。
このCD。
密林のポリフォニー 〜イトゥリ森ピグミーの音楽
ビクターエンタテインメント
ビクターエンタテインメント


これに、クセナキスの「Helene」、高橋悠治さんの「クリマトーガニ」
辻田暁さんのダンス。
今後やろうと思ってもなかなかできないプログラムだなぁと、今この準備のときをとても大事にしたい気持ち。
こちらはいつぞやのリハでのとても好きな一枚。photo by 波多野睦美さん。


せっせと授業やレッスン受けてた声楽の不器用な学生の頃、
自分はこういうきれいな声のオペラじゃなくて、もっといろんな声を使う歌をやるんじゃないだろうかという
何というかビジョンみたいなのが、ふと一瞬ふわっと見えたことがあって、
サモスココスの練習してたらそのことを思い出しました。

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Liveも!!
5/28(土)舵輪(浅草)with 岩谷耕資郎 長岡敬二郎
6/3(金)ノチェーロ(六本木)with 赤堀ひさし 長岡敬二郎
6/25(土)舵輪(浅草)with 長澤紀仁 Gonzo
7/6(水)アフターアワーズ(高円寺)with 岩谷耕資郎

       ・
       ・
詳細などまたあらためまして、たっぷり。
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長い道

2016年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム
みすず書房設立70周年だそうで、ふと立ち寄った丸ビルの書店にみすず書房コーナーができていました。
フランクルの「夜と霧」、神谷美恵子「生きがいについて」などなど歴史的名著がずらりで圧巻でした。

宮崎かづゑ『長い道』

目録をみてこの本を読みたいなと思いましたが店頭になく、注文して取り寄せていただいた。
amazonで買っても良かったけど、なんだかこちらから受け取りに行きたい本でした。

長い道
宮崎 かづゑ
みすず書房


著者の宮崎かづゑさんは、昭和3年岡山生まれ。
10歳のときに国立ハンセン病療養所長島愛生園に入園。以降70年ずっとこの地で過ごされている。

愛情をたっぷり受けて育った環境から引き離されて、ある夜明けに迎えにきた車で愛生園へいく前半の「生まれた村で」の子供時代のこと、家族のこと。
素朴で愛情深く地に足のついた生活を営んでいる心底愛情深いご両親や祖父母が、生き生きと今ここにいるかのような輝きをもって語られ
切なくなるけれど、この部分を読むだけで生命力というものを神聖な気持ちで感じられます。

魂の清らかさを生まれつきもって生まれた人がいるんだなぁと思わずにいられない。
愛生園に入る決意をした契機が、
これまで同じ井戸を使っていた近所の人たちが、病気のことが知られてから遠い別の井戸を使うようになったことが分かり
遠くから生活水を運ぶのがどんなに大変なことか分かる幼い宮崎さんは、大変じゃないか、そして
「かわいそうや」と思ったそうだ。
その夜囲炉裏で母親に「かあちゃん、行く」と言ったこと。
たった10歳で。

その後、お父さんが亡くなられ、お母さんが年に2〜3回は毎年愛生園に訪れるときの様子にいつも涙してしまいます。
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何の話をするわけでもなく、親戚やご近所の消息をきくわけでもなく、ふたりでほわほわと笑ってばっかりでした。
顔をみるだけで満足で、「なあ、かずゑ」「うん、うん」って会話らしい会話をしなくても、時間があっという間に過ぎていくんです。
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後年、親友であり後見人でもいらした西トヨさんを看取ったことを書いた
「あの温かさがあったから生きてこれたんだよ」。
トヨさんに少しでも食べてもらいたくて毎日つくった野菜のポタージュ本当に美味しそう。
これが料理家の辰巳芳子さんのレシピであったことから始まるお二人の交流。

決して穏やかなばかりではなく、いじめられたり片足をうしなったり、
数え切れないくらいの辛いことがあった宮崎さんの人生。
80歳を超えてこんなふうに語ってらっしゃる。
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自分はまだ成長し続けている樹木のような気がするんです。子供の時のつらかったこと、悲しかったことも全部、肥料になって…。
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まだまだご紹介したい響く言葉がいっぱいあるのですが、
うまくまとめられないのと、とにかく文字を打つのにたくさん時間かかってしまって。
この自由に動かない右手のために1日終わる頃に何をしたわけでもないのにどっと疲れてしまって萎えそうな気持ちになるたび、
全く比べ物にならない困難をきれいな心で乗り越えてきたひとの文章がじわーっとしみます。

こちらがみすず書房さんのページ。
http://www.msz.co.jp/news/topics/07674.html

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4日目

2016年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム
右手麻痺から4日目。
人に会う約束とかピアノのレッスンとか全部キャンセルしまくって
節制スローライフです。
気落ちもしてないけど、外へ出ていきたい気にもならないねぇ。めずらしく。
家でお灸するのがとても楽しみ。
が、うっかり水ぶくれが。。。これは完全に二次被害。

パーが少しだけ大きく開くとか、キーボード打つのに指が2本使える時間が長くなったとか
昨日持てなかったものが持てたとか、
自分にだけ分かる小さな変化にも敏感になるものですね。
そろりそろりと玉ねぎをむき、辰巳芳子先生の本にあった玉ねぎのグラッセにしてスープを作ってみました。
片手で出来る温まる一皿。


しかし鍋が重い。こういうところでも二次被害を起こさないように気をつけなければ。
鍋落として足骨折とか、、、、ぜったいやだー(笑)

早く動けない分、丁寧になるのが良いね。
メトロノーム16分の2つ目と4つ目鳴らしながら、ジョビンの「So tinha de ser com voce」左でベースだけ弾いて歌うというのがすごーく良い練習になる。
それしかできないからずっとやってると、小さなリズムのずれとか、言葉のはめ方とか丁寧におさらいできて心が落ち着く。
この夏はブルドーザー生活はやめて、こんな具合に9/28サモスココスのコンサートとライブに心血注いで行こうと思います。

やせ我慢半分、でも神様というのは実によくできているナと思います。

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片手間料理

2016年05月16日 | 日記・エッセイ・コラム
神事にも熱気にも心底触れたくなって
ぴゅーっと日帰りで7年に1度の御柱祭を見に行きました。

愛する場所、下諏訪町に住んでる友人が用意してくれたはっぴに着替え気分も盛り上がり、
いっぱいの人で埋め尽くされた中、御柱の里曳き、長持ち行進
メインの御柱をいざ立てるところなどなどエネルギッシュなお祭りでした。
友人の勤め先のオーナーさんのお家へもお邪魔して地元の方々とお祭りみて。





諏訪っていいなと思いながらの帰宅途中、
あずさの中でうっかり眠ってしまった。
というか、私乗り物では必ず熟睡してしまう。リオ・デ・ジャネイロまで15分くらいしか記憶がない。名古屋は一瞬でした(笑)。
で、起きたら右手が痺れて動かなくて。
あら?っと思っているうちに夜になってさすがに心配になり、
区の救急電話相談したら、早めに受診をとのことで、近くの国立病院の救急窓口へ。
手のしびれというのは脳血管の異常も考えられるからとのこと。
またこれが混んでいて、問診してから1時間半くらいたったでしょうか、
明日でもいっかという気になってしまってキャンセルして帰宅。
問診では、足や顔の半身麻痺はないし、きっと整形外科でしょうとのことだったのでホッとしたのもある。
お風呂にゆっくり入れば治るのではと、湯船につかりながら手に小さな傷を発見。
これかー。
毒のある虫にでも刺されたのが腫れて麻痺してるのかな?長野だしね、私も都会に染まっちゃったなとティートゥリーオイルを塗って寝ました。

翌朝同じ病院に行き、昨夜のいきさつを話し、皮膚科かもと言い張り皮膚科へ案内されたところ
先生、私の手を見て虫刺され説など一蹴。
さっさと神経内科へ回され、ついた診断名が「橈骨神経麻痺」。
ひええええー。
ショック。

橈骨神経というのは、手の甲から腕にかけての神経をつかさどっていて、
麻痺すると手が下垂といって力が入らなくてだらりと下がってしまうのです。
上腕を長時間圧迫すると簡単に損傷してしまう神経だそうで、眠りこけてた時に圧迫しちゃったのかなぁ。
みなさまもどうぞお気をつけください。

幸い利き手は左なので大丈夫。
ただ包丁、キーボード、ピアノが右手使えないと不便。
シャンプー、洋服のボタン、どれをとっても両手必要。
4週間くらいでよくなるらしいので、辛抱します。
今の私がキャベツやニンジンを切ると流血事件になりそうなので、片手でできるこんな晩ご飯です。アスパラ焼き。

すっごくいいオリーブオイルが手に入りましたので。
泣きそうに苦いけど「抗酸化作用ばつぐん」と言われ。そのワードには弱い。
こんな健康オタクなのに、、、薬飲まねばならないなんて屈辱。

でも、しばらくは節制しようと思ってるし、
今までブルドーザーのようにびっしり詰め込んでがーっと掻き出すような生活してるのを改めなさいということかと受け取り、
丁寧にゆっくり生活してみることにしました(^-^)
そして片手間料理レパートリを増やそうかと思ってます。

と、ここまで文字を打つのに一苦労。
なんでもできるのは当たり前だと思っちゃいけないね。
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