天眼という電波望遠鏡FAST 天眼鏡?!
「中国貴州省で「天眼」と呼ばれる世界最大の電波望遠鏡「FAST」(直径500メートル)の運用が25日始まった。宇宙から放射される電磁波やマイクロ波などを観測し、宇宙の成り立ちの解明や地球外生命体の探査などを行う。新華社電などによると、同省黔南(けんなん)プイ族ミャオ族自治州の山あいのくぼ地を利用し、約4450枚の反射板を組み合わせた固定型の球面アンテナで、約30個のサッカー場が入る大きさ。これまではカリブ海の米自治領プエルトリコにあるアレシボ電波望遠鏡(直径約305メートル)が世界最大だった。 建設費は約12億元(約182億円)で、工事に伴い周囲約5キロに住む約1万人の立ち退き費用に約18億元を要した。中国科学院の国家天文台の責任者は「わが国の天文学は世界一流のレベルにまで上り詰めた」と強調、国際的に学術交流を進める考えを示した。」9/26付け毎日新聞電子版「ド迫力、世界最大望遠鏡 直径500メートル「天眼」運用開始」より
大きなことが好きな中国らしく直径500mの世界最大電波望遠鏡の運用が始まったそうです。その観測結果の公表が待たれます。この望遠鏡は固定され動かないようですが、観測方向はどのようにして変えるのでしょう?周りに鉄塔が6本ほど建っていますが、これが電波望遠鏡の受信部でしょうか?真ん中に受信部が見えませんので、この6本の鉄塔のうちどれを使うかで観測方向が選べるのでしょうか?6本の受信データをつないで全天の観測図が同時に出来ると素晴らしいかも。
それにしても雨水は真ん中の穴から排水できるようですが、降雪が有った時は雪を融かしたり、除雪するのに何かあっと驚く手があるかな?表面の汚れを掃除するのも一苦労かも・・・
HIT210(4.2kW)の発電データ
9月25日(日)晴れ
発電量 14.6kWh
売電量 1 1.7kWh
自給率 224.6%
稼働率(設備利用率) 14.5%
日照時間 4.9h
連系以来 2598日(7年43日)