普天間基地が固定化したら新知事はどう責任を持つのか？

沖縄知事に翁長氏　「普天間固定化するのでは」地元住民から懸念の声(産経新聞) - goo ニュース

今度の知事さんも盛んに県外県外と言うけれど、基地問題は相手（米国）が
あるという事で中々決められる話じゃない。そもそもなぜ辺野古移設なのか？と言えば
危険な普天間基地を閉鎖して同じ沖縄県内の安全な場所に速やかに移設する
というのが根本的な話だった筈だ。

これで普天間基地がもし固定化してしまったら新知事さんはどう責任を持つのか？
日本政府は辺野古しか移設場所がないからそこに決めたのだ。

日本政府がアメリカに頼んで別の場所を探してくれと言われても
見つかる訳がない。１０年以上探してみつからなかったのだ。
だからこそ県外を主張してた鳩山元総理は責任をとり辞任したのだ。

また同じ事を繰り返させるつもりか？

沖縄県民はたしかに県外移設を主張する翁長氏に投票した。これもたしかに沖縄県民の
民意で政府は尊重するべきだとは思う。だが一方で政府は辺野古移設しかないとも再三
言ってきた筈だ。そして政府には国の国防政策についてすべての責任がある。だからこそ
一日も速く危険な普天間基地を返還させ辺野古移設を急いでいるのだ。
基地がなければ沖縄の防衛能力は大幅に後退し中国に好き勝手やられてしまうだろう。

その事を考えれば新知事も移設先を探すのに協力すべきだし代替案を示すべきだ。
ただ県外や国外に移設しろと言うのはいくらなんでも無責任だ。

このまま普天間基地が固定化して公約が実現できなかったら新知事はどう責任をつけるつもり
だろうか？そのまま政府を非難するだけに終わるのか？これはまぁその時の有権者に判断して
もらおう。

ちなみにあの公約破りで負けた仲井真前知事は大差で負けたとはいえ
２６万票という票をとっている事をよく考えるべきだろう。この数字は決して小さくはない。

上の記事に書いてあるが
仲井真前知事に入れた人達の中には沖縄の防衛や普天間基地の固定化を何とか避ける
為に投票した人も多いのだ。

今度の新知事に与えられた仕事は非常に重い。