心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
(左にあるブックマークの「創健整体治療室」から概要に飛びます)

人工知能

2017-06-28 13:16:53 | Weblog
昨夜、NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か2017」を観ました。内容は衝撃的でした。まず冒頭に将棋の「電王戦」で人工知能ポナンザと対戦相手、佐藤天彦(羽生善治を破り名人となった天才棋士)の2番勝負が取り上げられていました。人工知能ポナンザは山本一成さん、31歳の天才プログラマーによって誕生しました。この対局に当たって、過去の5万局のデータを入力しそれを教師データとして、それから自分自身で学ぶ機械学習をさせその後ポナンザ自身で、ポナンザどうしの自己対戦を人間が1年に3,000回を対局したとしても2,000年以上かかると言われる700万局を経験し、人類が到達不可能な未知の対局に辿り着いている人工知能に人間が叶うはずもなく、佐藤天彦名人は2戦とも完敗に終わりました。まさに、思考を手に入れ自ら行動する未来のロボットの原型を見せられた感じでした。

その他に、名古屋のNTTdocomoがわずか1年半で開発したAIタクシーです。それは、位置情報データ+乗降データ+天気+日付(曜日)を入れた人工知能搭載のカーナビでした。それにより、今までの運転手さんの経験と勘を必要としないタクシーの誕生を可能にしました。このまま進化して行けば近い将来、ドライバーが自動運転のタクシーに変わっている光景を街で見かける日も近いと思わされました。

また、トレーダーに変わりマネーゲームの主役になっているAI株価予測システムや、人間の適正や能力を監視・判断する人工知能の判断システムなど、すでに現実の世界に驚きの連続でした。

中でも驚いたのは、歴代大統領の不正に失望している韓国の国家の政策を立案するAI政治家の開発を真剣に国家運営に導入しようとしていることでした。それは、開発中の人形人工知能ロボットソフィアです。そのロボットには、世界各国の憲法・法律・国防・経済政策・最新の世界情勢・経済指標・ネット上の世論を読み込ませているといいます。そして、5年後に実用化を目指しているというから驚きです。あくまでも最終判断は人間に委ねると言っておりましたが、この人工知能の進歩は止められないでしょうから、はたして楽観視は出来ないと感じます。


AIの進歩は人間に多大な恩恵をもたらすかもしれませんが、それは一面でその陰には職を奪われ一変、路頭に迷う貧困層その対極のAIにて富を蓄えた富裕層に分かれるのではないでしょうか。人類は今まで、文明の発展とともに感受性の退化が進んできましたが、これからは思考の退化が進行してゆき兼ねません。

ホーキング博士は警鐘を鳴らしています。
「人工知能の完成は、人類の終焉を意味する」
人工知能が意思を持つようになり自己を再設計し始めると、人類はその進化のスピードについて行くことができなくなり、いずれ全ての分野で人工知能にとって代わられることになると言っています。人工知能が人間の能力を超える出来事のことを「シンギュラリティ(技術的特異点)」といい、それは2045年に起こると言われています。しかし、昨日のNHKスペシャルを見るにつけもっと早くに訪れる感じがしています。


写真は人工知能ロボット「ソフィア」
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