心身徒然話

治療家から観た心身や日頃感じた事柄を書きとめました。
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足底の3点バランス

2017-04-20 11:26:44 | Weblog
今の季節、染井吉野から八重桜に移り変わり私たちを楽しませてくれています。そして、いろいろの花が咲き始めています。

春は、いろいろな蕾が咲き始めると同様に私たちの中にも咲き始める(広がる)ところがある事、知っていますか。

それは、骨盤です。一年の間で、梅雨明けから9月にかけて骨盤は閉じて行き、2月から春にかけて開いて行きます。ですから今、私たちの骨盤は開いていなければなりません。

そうでない人は、なんらかの原因で季節に乗る事ができないでいるという事です。そして、二足歩行の私たち人間は足底の3点で身体のバランスを取っているのです。

その3点とは、踵と親指側(第1中足骨)と小指側(第5中足骨)の箇所です。そして踵は腰椎5番に関係し、親指側は腰椎1番に、小指側は腰椎2と4に関係します。

理想的には、立った時にその3点にバランスよく体重がかかっている事ですが、体癖からなかなか現実はそうは行きません。極端な話、左小指側に重心がかかりすぎ靴の底を見ると、その左小指側の減りが強い人は、痔を疑いますし事実、痔を患っている人が多いです。

そして足底の3点のバランスが崩れる事により、骨盤に変位を及ぼししいては全体のバランスにも影響を及ぼしているわけです。たまには、自分の靴の減り方を観察する事をお勧めします。