曽我部絵日記

曽我部昌史の写真絵日記

2008-02-12 | インポート

今年は雪が多い。日中気がついていなくても、早朝3時とか4時とかに降っている日も結構ある。そういう時は、起きてみると何事もなかったみたいに快晴だったりするんだけれど。


1月23日 (水)


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朝起きたら雪。今年の初雪ってことで、家から見える雪の風景をとってみた。露出が難しい。



2月3日 (日)


唐突だけれど、御御渡りを見に行った。正確には、伊那東小学校の現場を確認に行くついでに諏訪に寄って、何年かぶりにできたという御御渡りを見てきた。前日に、諏訪大社による神事が済んだばかり。


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すごい雪。前日は、兵庫に日帰り出張で、その足で羽田から直接諏訪に向かったので、家を出たときにこの天気を予想できていなかった。車はノーマルタイヤのまま。チェーンも積んでなかった。高速のガソリンスタンドでチェーンを買って、何とか対策。30キロ以上で走るとチェーンが切れるって言われたんだけれど・・・。


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雪化粧の御御渡り。湖面が粉雪に表面が覆われていて、降り続ける細かい雪と湖そのものが連続的につながっているかのよう。とっても幻想的だった。次々と見学者が訪れていたけれど、ナンバーをみたら、横浜とか札幌とか県外ばっかり。そういうものなんだな。


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御御渡りは、上諏訪の居酒屋 「串焼き一丁目」 の店主 (写真の人物。自家製野菜のおいしくて楽しい店です) の自宅の真下から出ていて、彼が場所を案内してくれた。雪も降り続けているわけで、のんびり見ているようなものでもなく、数分間堪能して伊那の現場に (現場には内緒の寄り道だったし)。


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問題も無く、現場に到着。雪景色の小学校 (これは裏の来客用エントランス側)。自然光による陰影が均質化されている感じ。それに、周りにある工事用のものが雪に覆われて見えないので、最終像が予想しやすかった。っていうより、模型をみているみたい。


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天井 (屋根構造) 部分の塗装もかなり進んでいる。ここに、ポイントの長岡勉さんの家具とか共同アトリエの加藤朋子さんのサインとかが入る。どちらも、小学校にあるものとして一工夫があって、とても面白い。そのあたりの詳細は、またいずれ。



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で、全線チェーン規制の中央道をチェーンを切りながら (結局3本切った。だって、時速30キロじゃいつ着くか判らないし)、何とか横浜に到着。スタッドレスに変えておけばなあ・・・。後の祭りでした。


写真は翌朝、家から見た雪景色。



2月6日(水)


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打合せで日本橋の三井タワー。またまた雪が降ってきた。22階からの風景。写真では判りにくいけれど、大粒の雪が軽?く降っている感じ。それにしても、建物の屋上ってなんだかもったいない。一緒に見ていた某社社長が 「まったくきたない」 って言っていた。同感。



2月9日(土)


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八代 (熊本) でシンポジウムがあって、そこに向かう飛行機の中でこのブログ原稿を書いていた。夜には東京も雪だっていうことだったので、「雪」ネタにしたんだけれど、結局大したことなくすんじゃった (まあ、その方がよかったわけだが・・・)。


八代では延藤安弘さんたちとの対論。延藤さんにお目にかかるのは初めてだったのだけれど、機転をデザインする才能とでもいうんでしょうか、とても楽しかった。あれは、もう、芸能の域か。


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(おまけ)
会場の前にあった、カッパな建物 (八代は、カッパが日本に渡来した場所としても有名)。

ということで、尻つぼみな雪ネタでした。