ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

投資

2007-02-26 23:30:29 | Weblog
デイトレードとは無縁なので、チャートを眺めている人にはナンの役にも立たないことを先に宣言しておく。

普通預金金利も定期預金金利も低迷しているし、資産は「現金」「株」「金」というのが黄金則。まずは「株」に手を出した。狙いは配当。配当利回りを考える。

1株30円/年の配当がある株があるとしよう。株価が1000円で売買単位が1000株とすると、1000円*1000株=1,000,000円(百万円)。
簡単にするため株価の上昇を無視する。1000株持っているわけだから配当が30円/株/年で30,000円。1年で30,000円の利息を得たことと同額。利息換算すると3%。

さらに株価が上昇すると「含み益」も増える。何らかの消費目的がないのであればこのまま株を持っておけばよい。

確かにバブル崩壊時の様に急激に株価が低下することもあるが、その時は配当株を買い増せばよい。上記1000円の株価が500円になれば買い時。なお、虚業と衰退産業
を選ばないことが肝要。幸いなことに現在は含み益が123%(1.23倍)なので結構嬉しい状況。

私見。
GDP/GNPを上昇させるには金のやりとりが増えればよい。
金のやりとりが増える=経済が活発化する=消費が増える。
消費を増やすには・・・所得と剰余分の拡大が必須。

金のやりとりが増える・・・物価上昇という手もある。インフレ。これは前年同月比の拡大として実は企業経営にも優しい。物価上昇はアダムスミスの神の手に委ねるなら供給量削減か、消費量拡大になる。
供給量を削減する・・・工場生産量を減らす・・・人員整理、投資抑制、前年同月比削減、結果的には縮小均衡だ。
消費量拡大・・・生産量(供給量)増大が必須。・・・雇用増大、投資活性、全援護雨月比拡大、拡大均衡だ。

どっちがよいか、そりゃ拡大均衡。制御しにくくなりますが・・・。
どうすればよいか・・・・・金余りですね。企業留保ではなく個人に金が廻ると盛り上がります。懐かしいバブルの時代です。

あのころと今と何が違うか。資産形成が住宅に依っていた。金利よりも地代上昇率の方が高いから借金して家を買うとあとで高く売れた。よりよい家に住み替えられた。
その間の利息は銀行を通じて企業に巡っていた。本来は株がなさねばならない内容だが。

えと、金余りにする良い方法。
減税ですね。特に所得減税。高給取りの人は使います。消費が動き出します。すると供給量不足なら供給体制拡充が必要。リストラされてた人に仕事が廻る。仕事が回ると収入が増える。金が回り出します(風が吹いたら桶屋が儲かる)。

これを累進課税を高めるとどうなるか。使う額が増えません。
ぶっちゃけた話、高給取りの人は「高価な生活必需品」を買いますが、低所得層は「安い生活必需品」を買います。数倍の価格差が生じていたりします。ならば数倍の差を与えないとあきませんが、余剰資金があると数倍以上高い耐久消費財を買います。そう経済規模が異なるわけです。

バブルも最後の最後に低所得層が盛り上がりましたが、その前は高給取りが動いていました。同じ事です。

国はGDP, GNP拡大のための減税に踏み切れば「投資」として経済が潤います。これを勘違いしてダムを造っても余り焼くに立ちません。というよりも効果がないでしょうね。




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