NPO法人・地域福祉協会

清掃事業・森林事業・地域福祉事業

花咲く旅路プロジェクト「植生調査入門講座」の報告書。

2017-07-17 | 報告
日時:2017.7.17(月・海の日)

場所:立山町吉峰・富山県森林研究所樹木園

講師:大宮 徹博士(理学):富山県森林研究所副主幹研究員

参加:会員3名

取材:富山新聞社様



Ⅰ 調査対象

1.林種:人工林

2.林相:針葉樹林(スギ)



Ⅱ 毎木調査(胸高直径と樹高の測定)

1.プロット(調査区)の設定:円形プロット:半径5.64M
 
2.毎木調査の種名:カラスザンショウ、タニウツギ、スギ、ムラサキシキブ、エゴノキ、クリ、ガマズミ


☆巻き尺で木周囲の長さを測定し、円周率(3.14)で割り、胸高(130㎝)の高さの直径を計算する。

☆測管で樹高を測定するか、人間の身長(160㎝)×何倍かを目測する。



Ⅲ 植生調査

1.コドラートの設定:2m×2m(4㎡)

2.種名・被度・群度の測定

3.草本層
・チゴユリ(3%)、オニドコロ(1%)、ツルアリドウシ(0.5%)、キズタ(1%)、タガネソウ(0.1%)、ヤブラン(1.5%)、ヤブコウジ(2%)、ナツズタ(0.1%)、チジミザサ(1%)、ノササゲ(0.1%)、ウワミズザクラ(0.5%)

4.低木層
・ヒメアオキ(25%)、ユキツバキ(5%)、ハイイヌツゲ(1%)

5.亜高木層
・カラスザンショウ(記録なし)、エゴノキ(25%)、ムラサキシキブ(15%)、タニウツギ(3%)、キタコブシ(5%)、キブシ(10%)

6.高木層
・スギ(50%)


☆階層構造を棒グラフや分布図で表す。


コドラートの設定


Ⅳ 感想と今後の野望

・すべてが初めての学びでありました。木や草の名前と顔が一致しないため、なんらかの形で木と草の名前を覚えねばならぬと豁然大悟しました。

・このような精緻な研究の営為こそが、後に重大なる発見や施策に資するという確信を得ました。

・樹木園は山でしたので、普通の山仕事スタイル(ヘルメット・長靴・長袖等)でなければならなかったです(大失敗)。

・今後、原生林や里山林の植生調査へ参入したいと思います。



高橋記(尊敬する人:相沢忠洋氏)



『ささやき』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 活動の記録。 | トップ | 倉橋由美子著「よもつひらさ... »

あわせて読む