■データを見える化
地図検索や、レストランマップ、店舗検索サービスなど、現在のインターネットでは地図や衛星写真といった地理空間情報を活用した様々なサービスが多数存在しています。みなさんも一度は利用したことがあるのではないでしょうか。
昔は、地理情報を利用した情報システム(GIS)は、政府関連機関や、特別な業種の企業が利用する、非常に高価なものでした。高性能なデータ処理システムや、複雑な管理運用作業が必要で、だれもが気軽に、新しいデータの表現方法として利用できるものではありませんでした。
Google Maps、Earth の登場でこの概念は大きく変わりました。だれもが簡単に地理空間情報を利用することができ、また、だれもが簡単に新しいサービスや、アプリケーションを開発できるようになりました。
冒頭で示した例のように利用シーンは、インターネット上で爆発的に広がっています。
現在では、地理空間情報を利用したアプリケーションやサービスはさらに高度化し、その適用範囲を拡大しています。地図のようにデータをただ地図上に配置するだけでなく、データの新たな表現方法であったり、日々刻々と変化する情報を提供するためのインターフェイスあったりと、データを整理し、「見える」ようにし、すばやくユーザーが簡単に活用できるような利用形態にまで進化をしています。
Google Maps、Earth の活用通販beats ヘッドホン
Google Maps API は、このようなサービスを簡単かつ素早く開発するための Web API です。膨大なデータはクラウド上で Google が管理し、API 経由で素早くデータを取得し利用することが可能です。
高機能かつインタラクティブな Google マップを公開 Web サイトや社内 Web サイトに、簡単に組み込むことができます。
地図を使った企業サービスの例をご紹介しましょう。まずは、移動資産の管理を行うための Web アプリケーションです。会社の所有する車両や、船舶、人など移動体を監視管理することで、企業はより効率的に資産を管理活用することが可能になります。
車両や船舶をリアルタイムにトラッキング
次の例は営業ツールとしての活用例です。広告媒体を地図上にマップし、すぐに詳細情報を写真や外部情報とともに検索できるようになっています。広告媒体と住所、写真、外部情報などがばらばらに管理されていた場合を想像してみてください。Google Maps API の活用で業務効率、サービス効率が飛躍的に向上していることがお分かりいただけること思います。
社内で営業ツールとして活用
■Google Maps API Premier
Google Maps API は、世界中で多くのユーザーに親しまれている地図 API で、ストリートビューや、経路案内など、Google マップの各種機能を活用できます。無償の標準 API でも同様にインタラクティブで使いやすい機能が提供されますが、ビジネス向けの有償版 Google Maps API Premier では、さらにビジネス上の地図ニーズに最適な拡張機能が提供されます。
?大量のデータと高速処理に対応した高度なジオコーディング機能を利用できます。
?https を介した配信により、地図をセキュアなコンテンツと統合することができます。
?複数のドメインにまたがる利用状況レポートをトラッキング可能です。
?地図に表示される広告を制御可能です。
?エンタープライズ サービスとサポートオプションを利用できます。
無償版と有償版の違い
有償版のライセンス価格は、利用形態によって大きく変わります。詳しくは Google Maps API premier のカタログ(PDF)をご覧頂き、フローチャートで適切な課金体系を確認していただくことが可能です。地図のスクロールでページビューが加算されることはありませんので、地図 API と比較すると、とても安価です。
すでに広くコンシューマに利用されている Google マップを、企業サービス、社内業務でも是非ご活用ください。Googleは、証明済みのクオリティで、企業地理空間情報サービスを支えます。