なにわ天下茶屋そば打ち倶楽部

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11月12日 蕎麦畑の狩り取り無事終了しました。

2013年12月03日 20時01分26秒 | 日記
11月12日で、蕎麦畑の狩り取りも無事終了しました。このシーズン週末は殆ど雨に悩まされましたが、11月に入り比較的天候も順調で乾燥もまずまずの出来具合、蕎麦栽培の仕上げ、脱穀と唐箕(とうみ)の工程に入りました。
 いざ脱穀機の見参です。エンジンの音も高らかに脱穀スタート。しかし素人作業の悲しさ、5分程で脱穀機排出部分が詰まり、ああでも無い、こうでも無いの議論の末一部分解掃除をし、再度スタートさせましたが、やはり排出部分の詰まりが原因で、中々云う事を聞いてくれません。作業を停止し対策を議論しましたが、結局、脱穀機を諦め、千歯こきで脱穀することにしました。数日後、手作りの千歯こきが完成しましたが、この形状の千歯こきは稲とは違い蕎麦の茎が太くて使いづらいことが判明。最後の手段、縄文時代の名残り、たたき落とす戦法に切り替えることに!
 単純に竹棒で叩くだけ!これが意外にも上手くいくのです。又数日後、会員皆んなで叩く!たたく!タタク!手首が腱鞘炎になりそうです。次は唐箕の登場!これは年代物!でも大変優れ物で手回しの送風機で蕎麦粒と、他の雑物(茎、葉っぱ等)を選別、素晴らしい!昔の人の知恵はすごい!3回唐箕をかけると完全に選別完了。
1回目の植え付け分で18Kgを収穫し、2回目分15Kg位(写真前方)3回目36Kg位(写真手前)合計約69kgの収穫となりました。予想通りの収量、素人栽培で雨に悩まされたものの、まずまずの成果と考えます。そして初回の蕎麦18Kgは、堺東の綿利蕎麦製粉㈱に持ち込み製粉をお願いしました。素人栽培の蕎麦は品質にも課題があり、中々製粉も難しそうですが、快く引き受けて戴き、綿利製粉会社に感謝です。

 8月に始めた蕎麦の栽培、11月末には無事収穫を終え、収量はまずまず、後は味、元々品種は信濃1号ですが信濃地区の味と「いずみ農の里高原」の味比べが楽しみです。機会があれば皆さんも味見をして下さい。

脱穀機いざ出動


脱穀スタート


蕎麦やら、茎やら、機械につまる


脱穀機の大掃除


手作り千歯こき


超原始的竹の棒で叩く


竹棒でたたくタタク


文明の光は見えないがタタク


叩いた成果


昔ながらの唐箕


唐箕回しますよ


中々快調


綺麗に蕎麦の実を分離


収穫の喜び



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