ひとつの病棟内での職員と入院患者さん(5名)のインフルエンザ発症が10名を越えたので、保健所に届け出た。といって、保健所から視察に来るというものでもないようだ。病棟の出入りは家族のみにして、新規の入院はなしにしていたが、結局病棟の出入りは職員だけになった(家族も出入り禁止)。
ダウン症の30歳代男性には、両親が付き添っていたが、付き添わないと精神的に不安定になるので、付き添いは中止できない(他の付き添いは自宅に帰ってもらった)。付き添いは父親だけにして継続とした。消化器科に癌の精査で入院していた患者さんは、手術前に外泊したいという希望があったが、待機手術なのでむしろいったん退院して、直接手術前に外科病棟に入院してもらうことにした。
インフルエンザに罹患した患者さんの同室者と、職員(医師・看護師・リハビリスタッフ)にタミフル予防投与を行っている。症状をマスクしてしまうので、罹ったのを自覚しないで勤務するのではという声もあったが、やらざるを得ない。費用は1人4000円×人数分になる。