なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

熱中症~今日は暑い

2017年05月20日 | Weblog

 今日は日直で病院に出ている。昨日近くの小学校から、今日運動会があるので児童が受診した際はよろしくと、連絡が入っていた。どちらかというと外科受診かと思ったが、今日は気温が高く(30℃近い)、熱中症の児童が2名受診した。顔が赤くなってぼーっとしているという症状だった。ひとりは休んでいるうちに水分摂取できるようになって、学校から受診の指示があったので受診しただけで、点滴はいらなかった。もうひとりも症状は改善していたが、母親と本人が点滴希望だったので、生食250mlを点滴した。

 暑い中で野球の試合をしていた20歳代前半の男性が、両下肢が突っ張って歩けなくなり、救急搬入された。意識清明で両下肢に圧痛がある。軽度に筋原性酵素と血清クレアチニンが上昇していたが、生食500mlを2本点滴して軽快したが、一晩点滴を継続して経過をみることにした。

 他院に心臓病で通院している80歳代女性が、心肺停止で救急搬入された。家族に病名を聞いても、うっ血性心不全としかわからなかった(心臓が悪いというのと同じだ)。最近は在宅酸素療法を導入されていたそうだ。家族が出かけて、帰宅してから意識がなくなっているのに気付いて救急要請しているので、いつ心肺停止になったかわからない。

 心肺蘇生術にはまったく反応なく、家族がそろうのを待って死亡確認となった。AIとして頭部CTと胸腹部CTを行った。頭部CTに死因になる所見はない。胸腹部CTで著しい心拡大(左だけでなく、右も側胸部に達する)があり、うっ血像はあるがひどくなかった。不整脈か心筋梗塞の可能性もあるが、判断できない。心臓病死には違いないだろう。

 救急隊が心臓マッサージ(胸骨圧迫)の器械を装着して搬入してきたが、どう見ても拷問にしか見えなかった。特に骨のもろい老人の場合は胸がべコベコになって、肋骨が胸骨からはずれてしまっている。生きるか死ぬかなのでそういう問題ではないのだろうが、違和感がある。

 1歳の女児がヒトメタニューモウイルス細気管支炎(+肺炎)で小児科に入院しているという母親が受診した。ずっと病室にいたので、当然うつったのだろう。とにかく咳がひどい。喘鳴がありそうだったが、聴診した時はなかった。胸部X線で若干肺炎が怪しいところもあり、炎症反応は軽度に上昇していた。小児科では、肺炎を併発した気管支喘息のような治療をしているので、母親も入院扱いにして同様の治療を行うことにした。

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