なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

ホジキンリンパ腫

2016年12月28日 | Weblog

 一昨日の月曜日の他院呼吸器科((地域の基幹病院)から、81歳男性が転院してきた。2年前に頸部リンパ節腫脹があり、その病院の血液内科(大学病院から出張)と大学病院血液内科で精査して、ホジキンリンパ腫と診断された。一時化学療法を受けたが、その後はかかりつけの内科医院に戻っていた。

 今月中旬に体調不良(食欲不振・倦怠感など)で検査したところ両側肺に異常陰影があり、呼吸器科に紹介されて入院していた。両側肺に腫瘍があると判断されたらしい。10日経過して、当院に転院の依頼がきたので、緩和ケアですがと訊いても、まあそんなものという感じではっきりした返事ではなかったが、いつものように受けた。

 来てみると、発熱があり、食事摂取はできなかった。肝心の胸部陰影だが、肺門部から腫瘤(リンパ節腫脹も)があり、その末梢側に浸潤影があった(閉塞性肺炎)。

 呼吸器科の紹介状には、病名しか記載がなく、肺に腫瘍があるという記載しかなかった。鎮痛薬の投与のみで、肺炎の治療をしてようでもなかった。昨日開業医(他の市)の長男が来院して、これまでの経緯を直接聴くことができた。以前に別の病院で何度か会ったことがあり、「お久しぶりです」ということになる。

 胸部CTを診てもらって、腫瘍+肺炎としてできる範囲で治療することになった。希望はとにかく苦痛がないように、余計な管は入れないようにということだった。昨日は目を開けず発語もほとんどなかったが、今日は会話ができるようになった。

 

 今日で仕事治めになるが、年末年始も何度か病院に出る、というよりほぼ毎日病院にいるので休みはない。何人かの入院患者さんたちは、院内の理髪店の出張サービスを受けていた。年末の風景ではある。

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