なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

高ナトリウム血症

2017年05月17日 | Weblog

 肺炎・心不全で入院していた80歳代後半の女性(認知症で施設入所中)は、抗菌薬と利尿薬で軽快していた。糖尿病があり、施設では治療していなかったが入院時のHbA1cは7.6%で、DPP4阻害薬のみ追加でよいだろうと判断していた。そろそろ退院できるかと思われた。

 今朝から発熱があり、意識が低下している。病棟の看護師さんからは、そういえば尿が臭かった?と報告があった。今度は尿路感染症かと、検査(血液・尿一般沈査・尿培養)を提出して、点滴を開始した。検査室から報告があり、血清Na179mEq/Lと高ナトリウム血症になっていた。血糖(空腹時)は200mg/dlと極端な高値ではなかった。

 これは高浸透圧高血糖症候群とは言っていいような、言い難いようなだが、治療はほとんど同じになる。余力がない方なので、持ちこたえられるかどうか。尿路感染症と利尿薬が原因になったのだろう。

 昨日は低ナトリウムで今日は高ナトリウムと、電解質異常が続く。外来では、整形外科からビタミンD製剤を処方されている方が高カルシウム血症になっていた。

 地域の基幹病院呼吸器科の先生から連絡が来て、肺癌・脳転移の80歳代後半の男性を転院させてほしいという。前にそこから転院してきた肺癌・脳転移の女性は今のところ安定している。同じような患者さんが続くものだ、来週転院してもらうことにした。

 

 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 低ナトリウム血症 | トップ | 高カルシウム血症~活性型ビ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL