なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

循環器もカバー

2017年05月12日 | Weblog

 朝病院に来ると、昨夜の当直だった外科医から、心不全の90歳代始めの女性をで入院させときました、と報告があった。一昨年末に心不全で入院して以来循環器科で診ていたが、循環器科常勤医がいなくなるので、開業した当時の主治医のクリニックに回されていた。前回の入院はかなり重症で、その時から家族は悪化した時は厳しいと言われていたそうだ。

 今回はそれなりに利尿薬などが処方されている状態(休薬はない)での悪化だった。昨日まではふだんと変わらず、午前0時過ぎからの悪化らしい。救急搬入は午前4時だった。心電図で急性心筋梗塞の発症はないようだが、比べると虚血性変化が目立つかもしれない。心源性酵素の上昇はなかった。洞調律で明らかな心雑音もない。末梢の虚血なのかもしれない。

 循環器科がないので、当直医は循環器科のある病院に紹介しますかと家族に尋ねたが、当院でお願いしますと言われそうだ。ダメからダメで仕方ないということらしい。前回入院時と同じく、ラシックス注とパンプが開始されて、少し利尿がつき始めていた。血圧が120程度で低血圧ではないので、何とかやれるかもしれない。

 昨日は、施設入所中の90歳代前半の女性が肺炎疑いで救急搬入された。脳梗塞後遺症で寝たきり状態の全介助。なんとか経口摂取していたが、最近はできなくなっていたそうだ。全身浮腫があり、肺炎・心不全で入院になった。末梢の血管が見えないので、採血は動脈から行い、CVガテーテルを挿入した。肺炎・心不全が改善しても、食べられるようになりそうもない。

 基本的に心不全は循環器科のある病院に紹介するが、超高齢・もともとのADLが悪い(寝たきり)・認知症などでは、家族との相談になるが、当院内科で診るようになる。

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