なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

急性白血病でしょう

2017年07月12日 | Weblog

 午前中内科外来(再来)を診ていると、昨年9月に開業した循環器科の先生から連絡が来た。貧血が進行している患者さんを紹介したいという。今日の値はHb6.4g/dl。大動脈弁置換術後の70歳代半ばの男性で、ワーファリンを内服している。

 簡単な紹介状と検査データがFAXされてきた。血小板減少もあり、白血球数も以前の値に比べると低下している。汎血球減少症だった。4月から血小板が低下し始めていて、5月から貧血も目立つようになった。6月からは汎血球減少になっていた。ワーファリン内服からの消化管出血ではない。肝疾患の既往もない。おそらく骨髄疾患そのものだろう。

 患者さんは車を運転してひとりで受診した。見かけは元気そうだが、1~2か月前から労作時の息切れがあった。発熱や紫斑はない。食欲は良好。腹部症状はなく、直腸指診では普通便がちょっと付いてきた。

 再生不良性貧血としては進行が速い気がするが、そんなに症例を診ていないのでわからない。当院で再検して芽球がなくても、血液内科に紹介しようと思っていたが、検査室から芽球が4%出ていると報告が来た。白血球3500(正常下限だがもともと7000~8000あった)、Hb7.0g/dl(MCV108.9)、血小板6.6万だった。

 患者さんには血液の病気なので専門医のいる病院に紹介しますとお話した。明後日に、血液内科医の複数いる病院の外来予約がとれた。家族は娘と孫というので、必ず娘さんといっしょに受診することとした。明後日までは待てる状態だと思う。

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