なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

透析患者さんの高血糖~リポビタンD禁

2017年09月12日 | Weblog

 透析を受けている81歳女性の血糖で相談を受けた。糖尿病でDPP4阻害薬(トラゼンタ)を内服している。3か月前はHbA1c6.1%と良好な値だった。2か月前は6.6%、1か月前は7.6%と上昇して、今日は10.6%だった。

 まだ透析中だったので、膵癌検索としてCA19-9・CEAを追加したが正常域だった。甲状腺機能も正常域。透析終了後に、腹部CTで見ても明らかな膵癌はない。緩徐進行型1型糖尿病疑いで、血清Cペプチドと抗GAD抗体を提出した(外注)。

 患者さんの自覚症状としては問題なさそうだった。車椅子にちょこんと座って、認知力は低下しているらしいが、会話はちゃんとできる。普通に食事もしていて、腹部症状はない。

 内科外来まで付いてきた透析担当の看護師さんから、リポビタンDを毎日のように飲んでいる、という話があった。毎日1~2本飲むとどれほどの影響があるのだろうか。

 とりあえず、リポビタンD禁とした。インスリン療法について付いている息子さんと相談したが、強化慮法は無理だが、1日1回ならしてくれるという。トレシーバを出して、外来で4単位から開始することにした。週3回は透析で病院に来るので、まずは明後日の血糖と患者さんの様子をみて(リポビタンD禁の効果をみて)、外来で継続か入院にするか決めることにした。

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