なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

家庭の事情

2017年08月09日 | Weblog

 今日は内科再来を診ていた。いつもより予約数が多くてけっこう疲れた。

 80歳女性は高血圧症・糖尿病・脂質異常症の生活習慣病セットでちょっと遠方の町から通院していた。近くのクリニックへの紹介を勧めていたが、当院だと3か月分の長期処方がもらえることもあり、ずっと通っていた。今日は診察室に入ってくるなり、来月横浜に引っ越します、と言われた。現在は息子さんと同居しているが、娘さんと同居することになったそうだ。何か事情があるのだろうが、あえて聞かなかった。

 68歳女性は昨年糖尿病の血糖コントロール不良で、隣町のクリニックから紹介された。HbA1c8.8%からスタートしたが、インスリン注射はいやで、すでに経口血糖降下薬が3種類入っていた。現在はHbA1c7.6%とまだ目標に達していない。SGLT2阻害薬の追加を考慮していたが、3週間前に3人の息子のうちひとりが急死して、食欲がないと言われた。アパートで亡くなっているのを発見されて、救急搬送はされず、警察の扱いになったそうだ。高コレステロール血症を放置していたことから、心臓発作とされたという。処方はそのままで経過をみることにした。

 87歳男性が退職した前の担当医からこちらに回ってきて1年になる。血糖コンロトールは良くないが、現在のBOTを強化療法にするのも家族(息子)の負担が増えるので代えにくい。やたらに飴をなめる人だった。今日は付き添いの息子さんから、ご自身のことで相談を受けた。2か月前から腹部膨満が続き、両下肢の浮腫もあるという。以前お世話になってと言われた、すっかり忘れていたが、7年前にアルコール性急性膵炎で入院した時に担当していた。アルコール常習者ではなく、たまたま飲酒してなったもので、その後は何ともなかった。普段は隣町の診療所に高血圧症で通院していた。今日は父親を連れて帰るのと自営業の仕事があるので、時間がないという。明日母親を当市のクリニックに連れてくるので、その時なら検査を受けられるという。明日に検査を予約したが、嫌な予感(悪性疾患?)がする。

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