なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

泊まり明けの仕事

2017年07月17日 | Weblog

 昨夜は日直の後、病院に泊まっていた。早朝に50歳代後半の男性が昨夜からの嘔吐で受診していた。昨夜は3合の飲酒をしていて、ふだにょり多いそうだ。何度か嘔吐するうちに、血液が少し混じったという。

 高血圧症と糖尿病でクリニックに通院している。降圧薬はCa拮抗薬で、ふだんの血圧が150くらいというから、ARBの追加が好ましいのだろう。経口血糖降下薬はDPP4阻害薬・α-GI・SU薬(グリメピリド2mg/日)で、HbA1cが8.7%と高かった。SU薬を減量して、SGLT2阻害薬を追加するといいのかもしれない。

 受診時の血圧が180/110mmHgで、そのうちに220に上昇していて、当直の外科医が入院させて、ニカルジピン点滴静注を開始していた。医局で当直帯での受診を確認していると、後の治療を依頼された。血圧はニカルジピン3γで160/100くらいで、嘔気は治まっている。高血圧緊急症なのか、嘔吐が継続した結果なのか。

 朝の血糖が345mg/dlと高かった。昨日は降圧薬も糖尿病薬もちゃんと飲んでいないそうだ。まだ食事はできそうもないので、インスリン混合の点滴を継続して皮下注での補正とした。薬は飲めそうと言うので、Ca拮抗薬とARBを開始した。ニカルジピン点滴静注は滴数を調整して、血圧が落ち着いたら漸減中止の指示にした。PPI静注も追加した。

 昨日は忙しかったので、土曜日に退院した患者さんのサマリーを書く暇がなかった。基幹病院呼吸器内科から転院して、緩和ケアを継続していた肺癌・脳転移の80歳代後半の男性が亡くなっていた(DNR)。転院してから約2か月だった。木曜日に入院した感染性胃腸炎の60歳代始めの女性も退院していた(金曜日に、翌日は希望で退院可としていた)。便培養の結果を確認すると、大腸菌O6(ベロ毒素は陰性)が検出されている。抗菌薬は投与しなかった。

 

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