なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

卵巣嚢腫破裂?

2017年08月05日 | Weblog

 今日は日直で病院に出ている。79歳男性の脳梗塞と、80歳代後半から93歳までの食欲不振(肺炎があったりなかったり)4名の計5名が入院した(全部主治医になる)。

 午後に30歳代半ばの女性が下腹部痛で受診した。看護師さんから、右下腹部痛で虫垂炎疑いなら外科に回しますか、と言われたが、まず内科で診ることにした。発症は昼食後30分経過した時で、突発してた。痛みはすぐにピークになり、冷汗をかくほどひどかったが、その後は少し軽減して一定した痛みになっていた。

 歩くと下腹部に響き、自分で車を運転して(母親といっしょに)病院まで来たが、アクセルを踏むたびに下腹部に響いたという。これだけで虫垂炎の発症とは違う。

 6月に検診で受診して地域の基幹病院で左卵巣腫瘍を指摘されていた(腹部エコーでだろう)。産婦人科で診察を受けて、2か月後の今月再受診する予定だったそうだ。血液検査で腎機能を確認してから、腹部造影CTを行った。白血球数は2万に上昇している(CRPは陰性)。貧血はなかった。尿の妊娠反応は陰性(この方は独身で可能性はないと言っていたが)。

 左卵巣腫瘍(嚢腫だろう)があり、骨盤腔内に液体貯留がある。症状が突発したことから考えると、嚢腫が破裂したのだろうか。茎捻転も否定できないが、これほどの液体貯留は合わない気がする。そちらの病院に電話して経緯を説明すると受けてくれるというので、救急搬送した。

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