***
…S君、Kさん、ご結婚おめでとう。
また、ご両家の皆様・ご臨席の皆様、本日は誠におめでとうございます。
申し遅れましたが、私はkuuと申します。
新郎:S君とは「フリスビー部」の仲間として、日頃より親しくさせて頂いております。
S君は、素晴らしいフリスビー・プレイヤーでいらして、そのお人柄を表わしたジェントルなフリスビーぶりで、“我らが部のエース”としてご活躍です。
また最近では、新郎新婦ご両名とも、仲良くお付き合いをさせて頂いております。
僭越ながら、晴れてご結婚なさったお二人に、一言ご挨拶申し上げます。
*
さて、「結婚」とは、何でしょうか?
「 結 婚 と は 、 即 ち “ フ リ ス ビー ” で あ る 」
…若輩にて恐縮ながら、私は最近そんな風に考えています。
フリスビーというのは、皆さまご存知の通り、公園などで、まあるい円盤を投げ合って遊ぶモノです。
あの丸い円盤こそ、「結婚」のようなモノなのではないでしょうか…?
*
第一に。
「フリスビー」という名のあの円盤、置いておくだけでは、ただのお盆のような代物です。
それを手にとり、投げては受け取って、初めて、フリスビーという名の円盤が、フリスビーという楽しい遊びになるのです。
また、上手に投げるには、コツも要ります。
「結婚」もまた、しかり。
お二人は、今日、盛大な祝福の仲に結婚式を挙げられましたが、「結婚した」と言って放っておいてしまっては、「結婚」はそれ以上のものにはなりません。
楽しい結婚生活には、「コツ」もあるでしょう。
…「結婚」とは、これからもずっと続く、毎日の生活・行動の積み重ねです。
「結婚」を楽しみ続けて、今日のこの幸せを、より大きく豊かにしていって下さい。
「コツ」を覚えて、“結婚の達人”になって下さい。
*
第二に。
フリスビーは、ひとりでは遊べません。
ひとりで投げても、受け取ってくれる人がいなければつまらないものです。
相手がいればこそ、投げれば帰ってくる訳ですし、
こんな風に投げてあげよう、相手はどんな風にしてくるかな?…と楽しみが膨らむのです。
また、相手がいる以上、自分だけが楽しいのでは、真に楽しいフリスビーとは言えません。
“自分の喜びと相手の喜びを重ねていくこと”
これはまた、フリスビーにも、「結婚」ということにも、当てはまると思います。
…自分らしく、相手らしく、そして二人らしく、共に楽しんで下さい。
*
第三に。
フリスビーは遊びです。
遊びには、遊び心が大切です。
意表をつくような投げ方・受け取り方など、
自由でのびのびとしたアイディア、ちょっとした創意・工夫が、フリスビーを楽しくします。
そこには、一緒に楽しむ仲間への“思いやり”が根底にあることは言うまでもありません。
「結婚」は遊びではないかもしれませんが。
しかしながら、「遊び心」、ユーモア・創意工夫、あるいは「笑い」というものは、「結婚」という長い道のりの、味なスパイス、あるいは大切なエッセンスにもなるのではないでしょうか?
…お二人にも、のびのびと楽しく、笑顔に満ちた関係・暮らしを築いて頂きたいものです。
*
第四に。
結婚生活には、晴れの日もあれば、雨の日もあるでしょう。
お二人のお天気が雨降りの時には、是非、フリスビー部での活動を思い出して下さい。
我らがフリスビー部では、
“相手が投げたフリスビーは、何がなんでも受けとめる”
という暗黙のルールがあります。
とんでもない方向へ飛んでいこうが、地面に落ちて転がろうが、全力で追いかけて必ずキャッチします。
…「結婚」においても、相手の投げた言葉・仕草・サインを決して見逃さず、無視せず、気付かない振りなどせずに、真っ直ぐに受け止めて下さい。
…そしてまた、自分も相手に向かって、いつも真っ直ぐに向き合い、真っ直ぐに投げかけて下さい。
“自分の胸から相手の胸へ”…これはフリスビーの基本でもあります。
*
最後に。
いつも、いつでも、いつまでも、お互いの名前を呼び合って下さい。
この広い世界で出会えた不思議を、嬉しい偶然を、奇跡のような必然を、どうか大切にして下さい。
…お互いの隣にいる、かけがえのない人生のパートナーのことを、いつも、いつでも、いつまでも、求め続けて下さい。
*
大変長くなり、失礼申し上げました。
最後に、フリスビー部より、今日のよき日の記念の品を新郎新婦お二人にお渡しして、お祝いのご挨拶に代えさせて頂きたいと存じます。
では…
(おもむろにフリスビーを取り出し、投げる!)
(広い会場、臨席者一同の頭の上を、フリスビーが飛んでいく)
(ウェディング・ケーキの先端の新郎新婦人形をギリギリかすめて、輝くフリスビーは急カーブ、高砂へ。)
(新郎・新婦、一緒に、フリスビーをガッチリとキャッチ。)
(フリスビーには、部員からのお祝いメッセージが…。)
お二人の「結婚」が、このフリスビーのように、まん丸で、楽しく、お二人にも世界にも、幸せと平和を運ぶものとなりますように、心からお祈り申し上げます。
ご静聴、ありがとうございました。
S君、Kさん、ご結婚、本当におめでとう!!!
***
朝陽がまぶしい。
ベッドの上。
…夢か。
そう、ウェディング・パーティーを楽しみにしてたのだ。
今週末。
屋形船。
スピーチ?
…頼まれてない(笑)。
「お祝いフリスビー」は贈ったんだ。
メッセージと宛名をシールで貼り付けて、定形外郵便で送れるのだ。240円也。
ノー包装。でもお祝い風に。
そんなこんなの夢のお話。
週末が楽しみなのだ。
---
参考:「フリスビー五則」
---
追記:
行ってきました、ウェディング・パーティー。
二人、いい笑顔してた!
和やかで楽しかった!
初・屋形船!
たまたま、スピーチすることに。
もちろん、ここに書いたような長話はしなかったけど…。
おめでとう&ピース アゲイン、 to S&K !!!
人気blogランキング
…S君、Kさん、ご結婚おめでとう。
また、ご両家の皆様・ご臨席の皆様、本日は誠におめでとうございます。
申し遅れましたが、私はkuuと申します。
新郎:S君とは「フリスビー部」の仲間として、日頃より親しくさせて頂いております。
S君は、素晴らしいフリスビー・プレイヤーでいらして、そのお人柄を表わしたジェントルなフリスビーぶりで、“我らが部のエース”としてご活躍です。
また最近では、新郎新婦ご両名とも、仲良くお付き合いをさせて頂いております。
僭越ながら、晴れてご結婚なさったお二人に、一言ご挨拶申し上げます。
*
さて、「結婚」とは、何でしょうか?
「 結 婚 と は 、 即 ち “ フ リ ス ビー ” で あ る 」
…若輩にて恐縮ながら、私は最近そんな風に考えています。
フリスビーというのは、皆さまご存知の通り、公園などで、まあるい円盤を投げ合って遊ぶモノです。
あの丸い円盤こそ、「結婚」のようなモノなのではないでしょうか…?
*
第一に。
「フリスビー」という名のあの円盤、置いておくだけでは、ただのお盆のような代物です。
それを手にとり、投げては受け取って、初めて、フリスビーという名の円盤が、フリスビーという楽しい遊びになるのです。
また、上手に投げるには、コツも要ります。
「結婚」もまた、しかり。
お二人は、今日、盛大な祝福の仲に結婚式を挙げられましたが、「結婚した」と言って放っておいてしまっては、「結婚」はそれ以上のものにはなりません。
楽しい結婚生活には、「コツ」もあるでしょう。
…「結婚」とは、これからもずっと続く、毎日の生活・行動の積み重ねです。
「結婚」を楽しみ続けて、今日のこの幸せを、より大きく豊かにしていって下さい。
「コツ」を覚えて、“結婚の達人”になって下さい。
*
第二に。
フリスビーは、ひとりでは遊べません。
ひとりで投げても、受け取ってくれる人がいなければつまらないものです。
相手がいればこそ、投げれば帰ってくる訳ですし、
こんな風に投げてあげよう、相手はどんな風にしてくるかな?…と楽しみが膨らむのです。
また、相手がいる以上、自分だけが楽しいのでは、真に楽しいフリスビーとは言えません。
“自分の喜びと相手の喜びを重ねていくこと”
これはまた、フリスビーにも、「結婚」ということにも、当てはまると思います。
…自分らしく、相手らしく、そして二人らしく、共に楽しんで下さい。
*
第三に。
フリスビーは遊びです。
遊びには、遊び心が大切です。
意表をつくような投げ方・受け取り方など、
自由でのびのびとしたアイディア、ちょっとした創意・工夫が、フリスビーを楽しくします。
そこには、一緒に楽しむ仲間への“思いやり”が根底にあることは言うまでもありません。
「結婚」は遊びではないかもしれませんが。
しかしながら、「遊び心」、ユーモア・創意工夫、あるいは「笑い」というものは、「結婚」という長い道のりの、味なスパイス、あるいは大切なエッセンスにもなるのではないでしょうか?
…お二人にも、のびのびと楽しく、笑顔に満ちた関係・暮らしを築いて頂きたいものです。
*
第四に。
結婚生活には、晴れの日もあれば、雨の日もあるでしょう。
お二人のお天気が雨降りの時には、是非、フリスビー部での活動を思い出して下さい。
我らがフリスビー部では、
“相手が投げたフリスビーは、何がなんでも受けとめる”
という暗黙のルールがあります。
とんでもない方向へ飛んでいこうが、地面に落ちて転がろうが、全力で追いかけて必ずキャッチします。
…「結婚」においても、相手の投げた言葉・仕草・サインを決して見逃さず、無視せず、気付かない振りなどせずに、真っ直ぐに受け止めて下さい。
…そしてまた、自分も相手に向かって、いつも真っ直ぐに向き合い、真っ直ぐに投げかけて下さい。
“自分の胸から相手の胸へ”…これはフリスビーの基本でもあります。
*
最後に。
いつも、いつでも、いつまでも、お互いの名前を呼び合って下さい。
この広い世界で出会えた不思議を、嬉しい偶然を、奇跡のような必然を、どうか大切にして下さい。
…お互いの隣にいる、かけがえのない人生のパートナーのことを、いつも、いつでも、いつまでも、求め続けて下さい。
*
大変長くなり、失礼申し上げました。
最後に、フリスビー部より、今日のよき日の記念の品を新郎新婦お二人にお渡しして、お祝いのご挨拶に代えさせて頂きたいと存じます。
では…
(おもむろにフリスビーを取り出し、投げる!)
(広い会場、臨席者一同の頭の上を、フリスビーが飛んでいく)
(ウェディング・ケーキの先端の新郎新婦人形をギリギリかすめて、輝くフリスビーは急カーブ、高砂へ。)
(新郎・新婦、一緒に、フリスビーをガッチリとキャッチ。)
(フリスビーには、部員からのお祝いメッセージが…。)
お二人の「結婚」が、このフリスビーのように、まん丸で、楽しく、お二人にも世界にも、幸せと平和を運ぶものとなりますように、心からお祈り申し上げます。
ご静聴、ありがとうございました。
S君、Kさん、ご結婚、本当におめでとう!!!
***
朝陽がまぶしい。
ベッドの上。
…夢か。
そう、ウェディング・パーティーを楽しみにしてたのだ。
今週末。
屋形船。
スピーチ?
…頼まれてない(笑)。
「お祝いフリスビー」は贈ったんだ。
メッセージと宛名をシールで貼り付けて、定形外郵便で送れるのだ。240円也。
ノー包装。でもお祝い風に。
そんなこんなの夢のお話。
週末が楽しみなのだ。
---
参考:「フリスビー五則」
---
追記:
行ってきました、ウェディング・パーティー。
二人、いい笑顔してた!
和やかで楽しかった!
初・屋形船!
たまたま、スピーチすることに。
もちろん、ここに書いたような長話はしなかったけど…。
おめでとう&ピース アゲイン、 to S&K !!!
人気blogランキング
俺いま仲間内でフリスビーやっていますが、春からは大学で「サークル」として活動していきたいと思っています。kuuさんのソーシャル・フリスビー部、参考にさせていただきたいと思うのですが…よろしいでしょうか?
ヒトとヒトを、フリスビーは繋げてくれるのだと信じています。
それでは。
kuuです。
ようこそ、『空をみるひと』、そして「ソーシャル・フリスビー部」へ。
>参考に?
もちろん。
好きなように、やりたいように、楽しく。
フリスビーも、日々も。
「サークル」の詳細が決まっていったら、また知らせてください。
>ヒトとヒトを、フリスビーは繋げてくれるのだと信じています。
ぼくもそう思っています。
そして、そう「信じる」ってことが、楽しいことですね。
また。
ゆたかさんと、僕kuuが、インターネットを通して、今こうして投げ合っているものもまた、「フリスビー」かも…。
ヒトとヒトとが触れ合う・つながる、ってことが「フリスビー」。
円盤がなくても「フリスビー」は出来るんだなあ…。
今後とも、このBLOG共々、どうぞよろしく…。
ではまた…。
(「ソーシャル・フリスビー部」では、随時部員募集中です)