街路樹の葉も散って、木枯らしが冷たい。
コートのポケットに手を突っ込んで、マフラーを巻いて、雑踏を歩く。
こんな寒い日には、焚き火がしたくなる。
前に住んだ借家では、庭の端、ブロック塀の角のところにファイア・プレイスを作った。
たまに、七輪を置いて秋刀魚を焼いたり。
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でも、焚き火をしようにも、街には、落ち葉がなかなかないもの。
畑の枯草を使ったり、遠くの公園へ“遠征”してなんとか集めたり。
お寺なんかの落ち葉掃きを手伝って、落ち葉を分けてもらうとか?
東京では、落ち葉はゴミ?
(東京では、雨水が染み込む土もない。コンクリートの排水溝を流れ流れて海まで。)
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とにかく、こんな寒い日には、焚火がしたくなるんだ。
火を点ける。
小さな炎を見つめる。
座り込み、手をかざす。
何か焼く?
暖かいものでも飲もうか?
いつの間にか、夕闇がせまる。
燃え尽きるのを見届け、
始末をする。
…ねえ、君、こんな寒い日には、焚火をしない?
チョット、アッタマリタクナイカイ?!
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僕の師匠の一人、山尾三省氏の詩をご紹介:
「火を焚きなさい」 山尾三省
彼と初めて会った日に、聞いた一編。
心に残り、こんな日に思い出す。
彼については、またの機会に書いてみたいところ…。
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画像: 焚火とマッキンリー
(拝借 撮影:S.Ishizumi氏「もっと、遥かな山旅を」)
コートのポケットに手を突っ込んで、マフラーを巻いて、雑踏を歩く。
こんな寒い日には、焚き火がしたくなる。
前に住んだ借家では、庭の端、ブロック塀の角のところにファイア・プレイスを作った。
たまに、七輪を置いて秋刀魚を焼いたり。
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でも、焚き火をしようにも、街には、落ち葉がなかなかないもの。
畑の枯草を使ったり、遠くの公園へ“遠征”してなんとか集めたり。
お寺なんかの落ち葉掃きを手伝って、落ち葉を分けてもらうとか?
東京では、落ち葉はゴミ?
(東京では、雨水が染み込む土もない。コンクリートの排水溝を流れ流れて海まで。)
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とにかく、こんな寒い日には、焚火がしたくなるんだ。
火を点ける。
小さな炎を見つめる。
座り込み、手をかざす。
何か焼く?
暖かいものでも飲もうか?
いつの間にか、夕闇がせまる。
燃え尽きるのを見届け、
始末をする。
…ねえ、君、こんな寒い日には、焚火をしない?
チョット、アッタマリタクナイカイ?!
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僕の師匠の一人、山尾三省氏の詩をご紹介:
「火を焚きなさい」 山尾三省
彼と初めて会った日に、聞いた一編。
心に残り、こんな日に思い出す。
彼については、またの機会に書いてみたいところ…。
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画像: 焚火とマッキンリー
(拝借 撮影:S.Ishizumi氏「もっと、遥かな山旅を」)
小学生の頃、冬の夕方の定番だったな。
焼き芋をつくるときもあれば、じっと火を見つめるだけのときや、友達と暖をとったりとか。
火って、形がないから見ていて飽きないんだよね。
そう、火は、見ていて飽きない。
ボーッとテレビを見るくらいなら、焚火の炎を眺めていたいもの。
暖炉の火でも、キャンドルでも。
「人間は火を焚く動物だった」んだから。
寒い冬の夜を暖かく過ごそう!
ヤッパシ炎は夜が美しいです。