三世の四季

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四季折々の詩(句)を紹介/新・人間革命

〈小説「新・人間革命」〉 

2017年07月14日 21時47分56秒 | 新・人間革命


雄飛 二十七   法悟空 内田健一郎 画 (6123】



 山本伸一は、記念勤行会のあと、関西文化会館内の別会場へ足を運び、集っている同志を励ました。さらに、夕方五時からの記念勤行会にも出席した。
 彼は、ピアノも弾いて激励した。随所で、参加者と記念撮影し、固い握手を交わし続けた。いつの間にか彼の手は、赤く腫れ上がっていた。それでも、同志の輪のなかへと、勇んで突き進んでいったのである。
 また、聖教新聞関西支社にも立ち寄り、記者たちを全力で激励し、関西牧口記念館へ向かった。
 この夜、牧口記念館で伸一は、胸中に新しき旅立ちの銅鑼を響かせながら筆を手にし、魂を注ぎ込む思いで大書した。
 ――「五月三日」
 脇書には、彼にとって節目の五月三日を列記した。「昭和二十六年五月三日」「昭和三十五年五月三日」「昭和五十四年五月三日」「昭和五十八年五月三日」「西暦二〇〇一年五月三日」……。
 昭和二十六年(一九五一年)は、戸田城聖が第二代会長として立った日であり、同三十五年(六〇年)は、伸一が第三代会長に就任した日である。同五十四年(七九年)は、彼が会長を辞任した直後の本部総会の日である。
 戸田の会長就任から三十二年後に当たる昭和五十八年(八三年)、二〇〇一年(平成十三年)の「五月三日」には、“この時を目標に、必ず新たな創価学会の大発展の流れを!”という、金剛の誓いが込められていた。
 さらに、「此の日は わが学会の原点也」「昭和五十五年五月三日 記す」「心爽やかなり 合掌」と書きとどめた。
 会長辞任から一年。学会を破壊し、学会員を隷属させようとする宗門僧と結託した邪知の反逆者の謀略は、日を追うごとに明らかになりつつあった。第六天の魔王は、仏道修行を妨げ、広宣流布を阻もうとするとの、御書に仰せの通りの姿であった。
 伸一は、常勝関西の地で、新しき勝利の闘争へ、決然と立ったのである。


【「聖教新聞」2017年(平成29年)7月15日より転載】




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