読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「社会人としての言葉の流儀」

2016年09月15日 | 日記
川村二郎(東京書籍)

 痛快な、ヘンな日本語批判。
 元朝日の記者だが、何でも批判の社論に染まらないところが良いですね。NHKの磯村さんの話なぞちょっといい話だし、社内の敵ほど能弁で正論を吐くなんて世の中そのとおり。「朝日」的な『敵』だ。
 内容紹介に変えて、よみうりの橋本五郎氏の評『車内を見まわすと、十人中八、九人がスマホをいじくっている。分別のありそうな中年の男までが、そうしている。彼らは表情に乏しく、例外なく目が死んでいる。今や日本人は歯車より小さな、デジタル機器の端末になっているのではないか――。
 世の風潮に著者は仁王立ちで異論を唱えている。KY?空気を読めってなんだ!「記者になったら、誰に対しても聞くべきことを聞き、言うべきことは言えよ。部内や社内の空気は読まなくていいぞ」
 国会答弁では「させて頂きます」が流行(はや)り、「しっかり病」が蔓延(まんえん)している。「復興事業は、サッサと実行します」と言えばいい。「ドンドン」でも「パッパ」でもかまわない。その方がずっと力強く有権者に届くはずだ。
 あたかもタンカを切るような著者の主張にまったく同感である。言葉ひとつがその人を表すものであり、神経を配らなければならないのだ。
 著者にはこのままでは日本がおかしくなるという使命感とともに、決して悪評を恐れぬ精神的な強靱(きょうじん)さがあるに違いない。中途半端な自分を省み、心から羨ましく思う』

そうですよね・・・日本語を大事にするあなたにお勧め
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