読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「バビロン行きの夜行列車」

2015年06月03日 | 日記
レイ・ブラッドベリ(角川春樹事務所)

ブラッドベリの面白さがいろいろなシチュエーションの短篇で味わえる。
楽しい本だ。
時代設定や、土地や状況など様々だが、個人的には、いかにもありそうな『覚えているかい? おれのこと』のちょっと複雑な精神的葛藤と苦い味の体験談のような傑作が好き。
人それぞれの楽しみ方ができるだろう。

内容紹介は
『旅先、フィレンツェの路上での思いがけない出会いから始まる一日を描く、とびきり優しい傑作コメ ディ(「覚えてるかい? おれのこと」)。名も知らぬひとりの美しい女性を探して、レストランからレストランへとパリの街を奔走する青年の恋のゆくえ(「似合いのカップル」)。地球から千六百万キロ離れた宇宙船でみつかった密航者の正体は・・・・・・。(「ミスター・ペイル」)。SF、ラブストーリー、幻想譚といった多彩なスタイルのなかに、抒情と感情とゆたかな想像の魅力がつまった二十一篇。物語の魔術師・ブラッドベリが遺した、とっておきの短編集。』
『あれは、幻の風景だったのか?懐かしい記憶をたどっていくと、そこには不思議な世界が待っている。物語の魔術師レイ・ブラッドベリが贈る待望の最新小説』とあります。

ちょっとした時間に読める短編集の良いところがありますね。
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