読書感想とロードバイク日記2

週末のお天気の日にロードで走っています。晴耕雨読ならぬ、晴れたらバイク、雨の日は読書の日々

「千年の黙」

2016年12月20日 | 日記
森谷明子(創元推理文庫)

「黙」は「しじま」と読みます。
副題が、「異本源氏物語」。平安時代のミステリというのだから舞台設定が面白い。
ある程度、歴史や源氏に詳しくないと書けないでしょう。最初はなかなか推理小説風ではないのですが、それでも謎解きがアクセントになって楽しく読めるのです。
三部に分かれて、その間に時代が飛んでおり、それも一興。読者の想像力をかきたてる構成でもある。

内容紹介は
『第13回鮎川哲也賞受賞作。絢爛たる王朝推理絵巻!
帝ご寵愛の猫はどこへ消えた? 出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫は、清少納言が牛車につないでおいたにもかかわらず、いつの間にか消え失せていた。帝を慮り左大臣藤原道長は大捜索の指令を出すが――。闇夜に襲われた中納言、消え失せた文箱の中身。縺れ合う謎に挑む紫式部を描いた第一部「上にさぶらふ御猫」。『源氏物語』が千年もの間抱え続ける謎のひとつ、幻の巻「かかやく日の宮」――この巻はなぜ消え去ったのか? 式部を通して著者が壮大な謎に挑む第二部「かかやく日の宮」。紫式部を探偵役に据え、平安の世に生きる女性たち、そして彼女たちを取り巻く謎とその解決を鮮やかに描き上げた華麗な王朝推理絵巻』

源氏物語って、結構、道長やら当時の実際の人物がモデルになっていたのかな、と思わせます。
平安時代までさかのぼって興味があればお勧めです。
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