8月は、どしゃ降りの雨で始まった。
ここしばらく太陽さんを見ていない。
今年の冬は雪が少なかったからだと、夫は言う。やはり降るものは降らないといけないと…
道産子の言うことだから、そうなのだろう。
昨日は、つばさのお腹がガスでパンパンに膨れたり、ディセンバーの足の具合が悪かったり、いろいろあってとても疲れた。
2~3時間の見回りが欠かせない日が続いている。
この仕事は因果な商売だ。
毎日が生と死の間にいる。
いや、これは与えられた仕事だ。
そう思うと、少し心が軽くなった。
祈るような気持ちで、ハッチをのぞく。
つばさはスヤスヤと寝ていた。
お腹もぺっちゃんこだ。
よい方向へ向かっているはずだ。