先日のこと。
ダイニングテーブルを作ってくれた親方からの着信が。
「いま関西の方に出てきてるから、テーブルを見に行こうかと思って。
いま家にいる?」
「いまですか?家にはいますけど・・・」
(今から夕飯の支度とかしないといけないんで、ちょっと時間が無くて)
と、言う前に、
「じゃあ、いまから行こうかな。○○にいるんだけど、近くだったら行くわ。」
と、勢いに押されて何も言えず。。
15分後には行けると言うので、「え!15分後ですか?」
と、きっぱり言ってみたが、気持は伝わらず。。
時刻は17時。
世間一般的にも夕飯の支度をしてると思われる時間帯。
「まじで・・・」と言いながらも、旦那の帰宅時間は、23時ごろ。
実は、まだまだ夕飯の支度には余裕があったのと、
いっつも一人ぼっちで来客がちょっと嬉しかったのとで、
部屋を片付けてコーヒーを入れて親方を待ってみました。
予告どおりにやってきた親方はさっそくダイニングテーブル・・・
と、思いきや、「ちょっとトイレ貸して」
用意しておいたスリッパも素通りで、
私が案内するまでもなく我が家のトイレへ・・・
仕方なく、トイレの前にスリッパを置いてみる。
・・・が、トイレの後、予想通りスリッパは素通りで一目散にダイニングへ。
テーブルをさらっとなでながら、
「やっぱりちょっと膨らんでるなぁ。」と一言。
冬生まれのテーブルが、初めての夏を迎えるので心配だったみたい。
梅雨の湿気の影響を受けているのを、さわりながら実感していました。
そういわれたら、ちょっとさわったら出っ張ってるところがあるけど、
全然気づかなかった。。
そもそも、縦向きに伸びている木をヨコにしてテーブルを作ってるから、
木が嫌がって変なゆがみや割れ目が出来ることもあるそうで、
テーブルをなでながら、ひととおり確認していました。
それからささっとワックスを塗りなおして、足まで全部、
ひととおり拭いてから、いつものごとく、写真を撮ってました。
次の訪問予定まで時間が空いてしまったようで、
コーヒーを2杯、テーブル磨きを2回、緑茶を1杯。
他にも、我が家の木の丸ちゃぶ台、テーブル台、ソファに興味を示しつつ、
手入れの方法を教えてくれました。
ソファが輸入家具だってゆったら妙に納得して、
これは身長170CMくらいを想定して作られてると
うなずいていました。
さすがプロ・・・。
次は「セミのうるさい声が落ち着いてきた頃にまた
」と
予告して、去っていきました。
思わずいろいろとおしゃべりに花が咲いて、
親方が帰った後、ふと見ると、時計の針はもう20時。
トイレの前には、淋しそうにスリッパが並んでいました。。
次回のお越しをお待ちしております。