気まま 時々 熱心 

日々ストレス社会で必死に生きてる私。自分に向いてることを試行錯誤しながら、そうだ、記録しよう!と時々筆まめになってます。

お向かいの怪談3

2015-08-10 20:23:56 | 不思議なお話・怖いお話
そんなお向かい、取り壊されることになりました。

相当広い敷地でした。

しばらく更地の状態で、そのうち何かが建設されておりました。

倉庫でした。

どうやら人も住めるように、2階にお風呂やキッチンも出来てたみたいです。

アスファルトで舗装もされて、ガスもあって。誰が入居するのかなーと思ってたら。

ある日なんか違和感を感じて、昨日までと何か違うなと。

そしたら、境界にぐるっと設置されてた柵?みたいなのが、一晩で消えてた。

ブロックの中に埋め込まれてたので、そこを根元から切り取られた様子。





ぶ、不気味…。




以降、誰も入居しないまま子供たちの遊び場と化している。



ある日、スーツのお兄さんがウロウロしてて、ちょうど娘の自転車の練習しよーかと思ってたとこで、まあ私の土地ではないし、堂々と不法侵入するわけにも行かず、聞いてみた。

自転車の練習、してもいいですかって。

おにーさん、『僕の土地ではないですけど、いいと思いますよ』とニコッと答えてくれた。

少し話をしたら、ここは裁判所の抵当に入るとかで。



なぜ?

倉庫建てた人が、倒産しちゃったのかなあ?


あれから何年も経つけど、未だに子供の遊び場になっている。

うちの娘は自転車にいつの間にか乗れるようになってたし、そこで大きな事故なんかはないし、駐車場代わりに使ってるし。

ひょっとしたら、おむかいのじいちゃんが見守ってくれてるのかもしれないね。

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