気まま 時々 熱心 

日々ストレス社会で必死に生きてる私。自分に向いてることを試行錯誤しながら、そうだ、記録しよう!と時々筆まめになってます。

大事なことだと思います

2017-12-07 22:20:31 | 日々のあれこれ
先月末に事件がありました。
4日ほど粘ってみたのですが、力及ばずでした。

学校から帰ってきた娘は、宿題をして、珍しく怒られる前に受検勉強をしながら。

ぽつりぽつりと、話し始めました。

クラスの小さいボールが無くなったんだそうです。
それは、自分は行方を知らないんだけど、何人かの男子に、自分のせいにされたんだそうです。
身に覚えのない彼女は、必死に知らないと言ったのですが、先生にも信じてもらえず、ウソをつくなと言われたんだそうです。

そして、こらえきれなくなったのか、涙を流しました。

私は、我が子のウソは見抜けます。
逆にいうと、本当のことを言ってるのも分かります。

なるほど、これは先生に確かめなくてはいけない案件だ。

ざっと聞くと、どうやらボールは金曜の放課後、確認されているようだ。
月曜の朝、無くなっていたそうだ。
問題になり、犯人扱いされて、しかしながら、月曜の昼休憩には、犯人扱いした男子5人は、そのボールで遊んでいたそうだ。
無くなったのは、娘がボールを投げたことが原因のようだ。

何故、その男子は見つかったことを報告しないのか。

さらに、先生は、
見つかったからいいにする?と聞いたらしく、それで問題は終わったと・・・。




バカなのか。


数点、先生に確認してみる。

やっていないと言っていますが。と聞くと、複数の目撃証言があった。とのことで、それが誰かは聞いていないが、そこからくずすことにした。
次に、納得がいってないようですが。と聞くと、この問題はもう終わった的なことを言い出した。
泣いている。ウソを言っているようには見えない。と強く申し出てみたが、一歩も引かない。


私は子供を信じる。

5人のうち、一人は旦那同士が知り合いだった。
少し時間がかかったが、あっさり崩れた。

主犯が、『あいつが投げてるのを見た』と言ったから、それを信じた。自分は投げたとこを見ていない。ただし、お前がやったんだろーが!とは言った。と認めた。

崩れた。これは集団心理が働いたに違いない。

すぐに先生に電話。
裏を取りました。投げているのは見ていないそうです。
さらに、金曜の放課後に、仮に娘が投げたとしましょう、しかし放課後、一番最後に先生自身がボールの確認をされていますよね?生徒は全員帰っていますよね?娘は、土日に学校にはいっておりませんが。その時点で、ボールは靴箱にあったわけですよね?
問題は、じゃあ、いつ娘はボールを投げたとおっしゃっているのですか?そこを知りたいのですが。

そこまで話すと、明日もう一度聞き取りをしてみるとのことで。

夜、もう一度時系列で考えてみると、

仮に投げているとしても、ボールは靴箱にあるのが確認されている。
それすなわち、無くなった直接の原因ではない。

翌日、朝っぱらから、学校に電話。
教頭に簡単に話す。
生徒指導の先生にも立ち会っていただき、もう一度、話を聞きたいと伝える。

嘘つきよばわりをしたのか聞いてみると、それは該当児童全員に聞いたそうだ。誰かが嘘をついているから話が進まないわけで。

なるほど。これは娘の思い込みか。
自分に向けて言われたと思ったらしい。

時系列で考えてみると、原因は、例の5人にあると思うのですが、なぜ、娘の名前を出したのでしょう?
何故、見つかった時点で、見つかったと言わないのでしょう?

とすると、昼に発見された、R君の靴箱に入れたとされる子が、真実を知っているはずです。
そこを明らかにしてもらえませんか?

と、頼んでみた。

娘は、泣いていた。
もちろんウソをついていたら、親は叱らなければならない。
だが、私の目から見て、ウソはついていない。
だから、私は信じる。
親が信じてやらないと、子供はどこに助けを求めるのか。

勝手なお願いなのですが、明日あの子は誕生日なんで、今日中にケリをつけて気持ちよく誕生日を迎えたいのです。
どうかお願いいたします。とお願いをして、あと少し、話をして帰った。



帰宅した娘は、怒っていた。


私が頼んだことは、何も解決していなかった。

どういうことか、電話してみた。
担任は出なかった。
代わりに、生活指導の先生が出る。
今からうちに来るという。

先生が来られて解決する問題ですか?
って食ってかかるけど、さすがの百戦錬磨はなかなか引き下がらず、しぶしぶ了承。

必死こいて家を片付ける。

つーか、なんのために子供がいないところで話をしてきたと思ってんだ。

色々話を聞いたが。

4人は自分は投げたところをみていないし、投げたとは言っていない。お前がやったんだろうが!とは言ったと認めた。
主犯は言い分を変えて、ボールを触っているのをみた、と変えてきた。

はあ?もうそいつ真っ黒じゃないですか。

おまけに、前日に私が来校しているのを見た5人が(アクセラ有名)またも責めたようで。
暴言の嵐だったそうで。
すげーな、この子供は。

うっさい黙れきちがい消えろ死ね!

だそうで。
うわあ、顔見てみたい。今度ガン見してこよう。

なんの解決もしてなかったことで、私が、


残念です。

と目をそらさずに担任を見つめたことで、

翌日、5年生全員で学年集会をし、本当に1日かけて再調査をしたようです。

でも、結論は、暴言は謝ったが、主犯はとにかく意見を曲げない。最終的に、それを見たのは金曜日ではなかったかもしれない。というところまではいったそうです。

日曜日にソフトに来ていた子供が、ボールが落ちていたから、靴箱に入れたということも、わかったそうです。

娘が、もういいです。と言ったとも聞きました。


前に進みたいから。と。


私は納得がいかなかった。
そもそも、最初からしっかり話を聞いていれば、5人が原因だとわかったはずだ。そこを諭すのが仕事だろう。
(そこはものすごく謝ってくれましたが)
ボールが見つかったから終わりにするなど言語道断だ。
そこに至るまでに、5人から責められて、先生からも信じてもらえず、どれだけ傷を負ったと思ってるんだ。

そして、私は、気が付きました。
私が全否定をされている、と思ってしまったのです。

私は、どうしても、主犯と、真実を知っているであろう子から、真実を語っていただきたかった。
その上で、お前たちがしたことは、完全に自分の失敗を人に押し付けて、責めて、責任転嫁をしていることを、すなわち、それはいじめだと伝えたかった。

もし、私が、娘を信じずに、無関心でいたら、娘が弱い子だったら、絶望していたら、それは死を意味することになりかねない。

そして、それが自分のせいだと、5人や担任が、責任を感じた時に、一人の命をどう受け止めるのか、自分の一生の傷になりかねない。

それを受け止めて、自分は今後、笑うことが出来るのか。出来ないだろうと思う。少なくとも私は出来ない。

だから、自分の言動には責任を持たなければいけない。そう、子供に教えている。



強く、先生たちに伝えた。


学校からの返答は、こうだった。

もうボール遊びは禁止したらどうですかと言っていたのですが、

それは教育としてできない。と。
反省を踏まえて、子供は成長していかなければならない。
今回のことは、こちらに落ち度があった。大変申し訳なかった。と。
お母さんは、子供にとって、一番大切なことを教えていらっしゃる。
娘さんは立派に育っている。
前に進みたいという娘さんの気持ちを大切にしたい。
どうかどうかどうか、一緒に見守っていただけませんか。と。




痛いほど分かる。

あの子の気持ちは尊重しなければならない。

それが大人の役目だ。

煮え切らない私は、要注意人物扱いで(笑)面談を受けている(笑)

ダイジョウブだと思っていた。

でも、全否定されたと一旦受け止めてしまった私は、少し考えすぎてしまって、睡眠障害中。




私は、子供が小学校に入ってから、5年。
いろんな先生から、たくさんのことを教わった。

教師というのは、すごいと思う。

中でも、今年度から赴任してきた教頭(女性)は、尊敬に値する。

先生って、基本、『お母さん』って呼ぶんですけど、ふと名前で呼ばれる時もあります。

保護者の域を超えた時。なのかもしれないですね!

一人の人間として、向き合ってる時。なのかもしれないですね!




担任の先生も女性なのですが、ドライな先生かと思っていたが、真面目な先生で子供のことを一番に考えている、と他の先生方が口をそろえていうので、そうなのかと軽く受け止めていたら、

子供に、

私が真剣に話した、

親が信じないと子供は誰も信用しなくなる。間違ってたら正してやらないといけない。信じないといけない。守らないといけない。という信念を

子供に、自分のクラスの子供に、話したそうです。

子供がいじめられて、親に助けを求めたときに、親が無関心でいたら、その子は死を選ぶかもしれない。と話したんだそうです。

娘が話している内容を理解したときに、私、涙があふれて、もう子供の前でボロボロ泣きました。

子供は理解できないかもしれない。でも、先生は伝えた。

そこは、いじめはいけないって内容だったかもしれないけれど、死という言葉を選んだ先生は、色々考えたんだろうなって思います。




今日は、一人の母親として書きました。

バッテリーも無くなってきたので、そろそろ終わりにします。

気が付けば、娘はさっさと寝ている。勉強したんだろーか。私がイヤホンつけてシャットアウトしてたからw

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